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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-05-17 / 宗教・哲学:心理:その他教養

キリスト教とナショナリズム1 民族の底流にあるもの(全5回)

主催:同志社大学同志社大学 東京サテライト・キャンパス(東京都)]
問合せ先:同志社大学 東京オフィス TEL:03-6228-7260
開催日
5月18日、6月29日、7月13日、8月31日、9月28日
(すべて水曜日)
講座回数
5
時間
18:30~20:00
講座区分
その他 
入学金
 - 
受講料
15,000円
定員
100
その他
5回一括のみ
補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

【講座概要】
中東の緊張、スコットランドの英国からの分離独立運動、沖縄と日本の中央政府の緊張などは、ナショナリズムを抜きにしては理解できない現象である。ナショナリズムは、キリスト教、特にプロテスタンティズムと緊密な関係を有している。この点について、神学とナショナリズム論の関係を学際的に考察する。


各回テーマ
第1回 5月18日(水) 神学について

神学的思考は、他の学問と本質的に異なる。他方、神学とキリスト教信仰は同一ではない。神学的な思考と方法の特徴についての理解を深める。
第2回 6月29日(水) 民族とモダンの関係について
民族(ネーション)は近代的(モダン)現象であるというのが、アカデミズムにおける通説であるが、近代以前のエスニシティと民族の関係について論ずる。
第3回 7月13日(水) 啓示について
現代神学においては、啓示が決定的に重要な意味を持つ。神学以外の学問では、まともな研究の対象とされない啓示について考察する。
第4回 8月31日(水) エトノス(エトニ)の力について
ロシアの民族学者が主張するエトノスとスミスの主張するエトニは、問題意識が重なる。道具主義の限界についてエトノス論の視座から考察する。
第5回 9月28日(水) 聖書と民族について
聖書に書かれている人間共同体概念が、近代の民族に変容していく過程を、聖書神学の成果を踏まえつつ考察する。

教材
ホルスト・ゲオルク・ペールマン(蓮見和男訳)『現代教義学総説 新版』(新教出版社2008年)、アントニー・D・スミス(巣山靖司/高城和義訳)『ネイションとエスニシティ ―歴史社会学的考察』(名古屋大学出版会1999年)、聖書(日本聖書協会による新共同訳、旧約聖書続編を含む引照付きを強く推薦する)を毎回持参すること。*指定書籍は各自でご用意ください。

備考

会場:同志社大学東京オフィスセミナー室

【お申込み・受講に関する注意事項】
・定員になり次第、受付を締めきります。
・受講料は講座当日に受付でお支払いください。
・開講後の受講料お支払い後の払い戻しはいたしません。
・万が一開講出来ない場合は、開講の1週間前までにお申込みをされた方にご連絡いたします。
・受講票(ハガキ) は1講座1枚です。受講時に受付にご提示く ださい。
・全回ご出席の方には修了証を最終回にお渡しいたします。
・休講 ・補講について、①講師の都合および事故、台風、天災、交通機関ストライキ 等によりやむを得ず休講する場合があります。②休講が事前に判明した場合は同志社大学 HP および同志社 TOKYO HUBサイトに掲載しメールにてお知らせし補講等の対応をいたします。
・受講に際して、①講義中は携帯電話の電源をお切りいただくか、マナ-モー ド にしてください。②講座の録音、録画、写真撮影はお断りいたします。

講師陣

名前 佐藤 優
肩書き 同志社大学神学部客員教授、作家・元外務省主任分析官
プロフィール 1960年東京都生まれ。1985年同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。主任分析官として対ロシア外交の最前線で活躍。2009年外務省を失職。2005年『国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて』で第59回毎日出版文化賞特別賞を受賞。2006年『自壊する帝国』で第5回新潮ドキュメント賞、第38回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。『獄中記』『同志社大学神学部』『外務省犯罪黒書』など著作多数。最新刊『資本主義の極意―明治維新から世界恐慌へ』(NHK出版新書 2016)
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