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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-10-14 / 心理:その他教養

ナショナリズムと国家2 トランスクリティーク

主催:同志社大学同志社大学 東京サテライト・キャンパス(東京都)]
問合せ先:同志社大学 東京オフィス TEL:03-6228-7260
開催日
10/21(水)、11/11(水)、12/16(水)、1/13(水)、2/10(水)
講座回数
全5回
時間
18:30~20:00
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
3,000円
定員
90
その他
・各回ごとにお申込みいただけます。(受講料5回一括12,000円、各回3,000円)
・お申込みが20名に満たない場合、開講を取りやめることがあります。
補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

【講座概要】
ベネディクト・アンダーソン『比較の亡霊』とアーネスト・ゲルナー『民族とナショナリズム』のトランスクリティークを通じて、21世紀においてもナショナリズムが人々の心をとらえ、突き動かす構造を解き明かす。同時にアンダーソン、ゲルナー両人の道具主義的アプローチの限界を明確にする。

※受講の条件
ベネディクト・アンダーソン(糟屋啓介也訳)『比較の亡霊 ナショナリズム・東南アジア・世界』作品社2005年、アーネスト・ゲルナー(加藤節訳)『民族とナショナリズム』岩波書店2000年、を毎回持参すること。

【各回テーマ】
第1回 10月21日(水)
「遠距離ナショナリズム」

アンダーソン『比較の亡霊』の遠距離ナショナリズムに関する言説を取りあげ、北アイルランド、ウクライナの紛争における遠距離ナショナリズムの意味について考察する。

第2回 11月11日(水)
「耐エントロピー」

ゲルナー『民族とナショナリズム』から耐エントロピーとナショナリズムの関係についての言説を取りあげ、構造化された差別とナショナリズムの関係について考察する。

第3回 12月16日(水)
「資本主義と民族」

ゲルナーとアンダーソンが、資本主義と民族の関係をどのように理解しているか、トランスクリティークによって解明する。宇野弘蔵、柄谷行人の資本概念を導きの糸にする。

第4回 1月13日(水)
「ウクライナ紛争」

2014年に始まったウクライナの内戦をゲルナー、アンダーソンの方法に従って読み解いた場合の差異がどのように現れるかを明らかにし、批判的考察を行う。

第5回 2月10日(水)
「沖縄の自己決定権」

沖縄の自己決定権をめぐる諸問題をゲルナー、アンダーソンの方法に従って読み解いた場合の差異がどのように現れるかを明らかにし、批判的考察を行う。

備考

会場:同志社大学東京オフィスセミナー室

【修了証】
全回出席の方に修了証を発行します。
※全回出席の方にお渡しする修了証を3枚集められた方には、次学期以降の講座1回分を無料にいたします。

【お申込み・受講に関する注意事項】
<1>電話でのお申込みはご遠慮ください。
<2>受講者には、受講票をハガキ(1講座1枚)にて送付します。受講時に必ずご持参ください。
<3>受講料は、初回に受付でお支払いください。
<4>受講料お支払い後のキャンセルはできません。
<5>講義中の撮影、録音は禁止です。

講師陣

名前 佐藤 優 
肩書き 作家、元外務省主任分析官
プロフィール 1960年東京都生まれ。1985年同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。主任分析官として対ロシア外交の最前線で活躍。2009年外務省を失職。2005年『国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて』で第59回毎日出版文化賞特別賞を受賞。2006年『自壊する帝国』で第5回新潮ドキュメント賞、第38回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。『獄中記』『交渉術』『同志社大学神学部』など著作多数。最新刊に『知性とは何か』(祥伝社新書) 『知の教室 教養は最強の武器である』(文春文庫)がある。
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