検索:

トップ > 講座詳細


講座詳細情報

申し込み締切日:2015-09-07 / 心理:その他教養:政治

ナショナリズムと国家

主催:同志社大学同志社大学 東京サテライト・キャンパス(東京都)]
問合せ先:同志社大学 東京オフィス TEL:03-6228-7260
開催日
5/20(水)、6/9(火)、7/13(月)、8/25(火)、9/8(火)
講座回数
全5回
時間
18:30~20:00
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
3,000円
定員
70
その他
・各回ごとにお申込みいただけます。(受講料5回一括12,000円、各回3,000円)
・お申込みが20名に満たない場合、開講を取りやめることがあります。
補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

【狙い】
シリアとイラクの一部地域を実効支配するイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」の活動が激化している。この現象は、既存の国際社会の構造を変化させる可能性がある。近現代の国家、国際関係の基盤となっているナショナリズムも問題を掘り下げて考察することによって、現時点での世界が直面している問題の輪郭を明確にする。

【日程およびテーマ】
第1回 5月20日(水) 民族をめぐる2つの方法論

民族(ネーション)に関する原初主義、道具主義という2つの方法論について紹介し、日常生活やマスメディアが伝える原初主義的な民族理解の問題点を明確にする。

第2回 6月9日(火) スターリン民族理論の再検討
スターリンは、革命家、政治家であったのみならず、思想家でもあった。スターリンの民族理論を再検討することで、その負の遺産が現在にも及んでいることについて考える。

第3回 7月13日(月) 「想像の共同体」説の限界
現下日本のアカデミズムにおけるナショナリズム論は、ベネディクト・アンダーソンの「想像上の政治的共同体」とのネーション規定がもたらす諸問題について考える。

第4回 8月25日(火) 心と民族の関係について
ケードゥーリは、ナショナリズムの思想的源泉の1つに19世紀のプロテスタント神学者シュライエルマッハーをあげる。ナショナリズムとロマン主義の関係について考察する。

第5回 9月8日(火) 「琉球独立論」について
真理は具体的である。現下の沖縄をめぐる問題は、第三者的に見た場合、民族問題である。「琉球独立論」をナショナリズムの観点から考察し、日本の国家統合について考える。

備考


講師陣

名前 佐藤 優
肩書き 作家・元外務省主任分析官
プロフィール 1960年東京都生まれ。1985年同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。主任分析官として対ロシア外交の最前線で活躍。2009年外務省を失職。2005年『国家の罠外務省のラスプーチンと呼ばれて』で第59回毎日出版文化賞特別賞を受賞。2006年『自壊する帝国』で第5回新潮ドキュメント賞、第38回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。『獄中記』『交渉術』『同志社大学神学部』『世界史の極意』など著作多数。
質問する

↑ページの先頭へ

© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.