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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-07-16 / 心理:その他教養

中国を読み解く

主催:同志社大学同志社大学 東京サテライト・キャンパス(東京都)]
問合せ先:同志社大学 東京オフィス TEL:03-6228-7260
開催日
5/22(金)、6/5(金)、6/19(金)、7/3(金)、7/17(金)
講座回数
全5回
時間
18:30~20:00
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
3,000円
定員
70
その他
各回ごとにお申込みいただけます。(受講料5回一括12,000円、各回3,000円)
・お申込みが20名に満たない場合、開講を取りやめることがあります。
補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

【狙い】
めざましい経済発展を続けてきた中国ですが、どうやら急成長にブレーキがかかり始めたようです。気がつけば目の前にさまざまな課題も山積しています。都市部と農村部の経済格差、生態環境の悪化やエネルギー危機、チベットやウイグルなどの民族問題、少子老齢化による人口構成の歪み・・・。いま、とても気になるのは、急成長の陰で生じた矛盾や歪みを抱えつつ、低成長時代に突入する中国の行方がどうなるかでしょう。本講座では中国社会が直面する問題群を、5つの視点から読み解いていきたいと思います。

【日程およびテーマ】
第1回 5月22日(金) 「公民」から読み解く中国

憲法が保障する諸権利の実現を平和的手段で求める「新公民運動」が中国政府から警戒され、指導者の拘束も続く。「共産党」と「公民」の関係から中国社会の変化を読み解く。

第2回 6月5日(金) 「水」から読み解く中国
PM2.5で汚れた北京の空が有名になったが、その大気汚染以上に深刻な中国の環境問題は実は「水」である。「中華文明の母なる河」とされる悠久の黄河に、その実態を見る。

第3回 6月19日(金) 「民族」から読み解く中国
大陸周縁部に集住するウイグル族やチベット族らの居住地域で近年テロ事件が頻発する。社会の安定確保と経済発展の持続を目指す中国にとりアキレス腱ともいえる民族問題を考える。

第4回 7月3日(金) 「人口」から読み解く中国
実施から35年が経過した「一人っ子政策」が曲がり角にある。若くて豊富な労働力が有り余る時代は去った。急速な老齢化が経済発展の持続にも影を落とし始めた中国の現状は。

第5回 7月17日(金) 「メディア」から読み解く中国
一党独裁体制の維持のためにも中国政府はメディアの統制・管理を緩めない。だがネットメディアの普及で、人民も下から声を上げ始めた。メディアから中国社会の変化をさぐる。

備考


講師陣

名前 加藤 千洋
肩書き 同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授
プロフィール 元朝日新聞編集委員、「報道ステーション」(テレビ朝日系)コメンテーター。北京特派員時代は、中国報道で国際報道に貢献したジャーナリストを表彰するボーン・上田記念国際記者賞受賞。著書に『胡同の記憶―北京夢華録』『北京&東京 報道をコラムで』ほか。
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