講座詳細情報
申し込み締切日:2013-12-05 / 日本史:その他教養
NHK大河ドラマ「八重の桜」をもっと楽しもう!「八重とふるさと『会津』―ハンサム・ウーマンを育てた故郷―」後半(全5回)
- 開催日
- 10/4、10/18、11/15、11/22、12/6(すべて金曜日)
- 講座回数
- 5
- 時間
- 【クラス1】15:00~16:30 【クラス2】18:00~19:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 12,000円
- 定員
- 各クラス50
- その他
- この講座は、各回ごとの申込みができます。
【受講料】全5回申込みの場合:一括12,000円、各回の場合:3,000円/回
※全回出席の方に修了証を発行します。
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
春学期は、八重を育てた「会津」をテーマに展開いたしました。秋学期(後半)は、豊かな土壌の会津で育った八重の足跡を史料に基づき、八重の心の機微も追いながら人物像に迫ります。八重の資料は数多く残っているわけではありませんが、兄の山本覚馬をはじめとする人々との交流、八重が京都で過ごした住居(現・新島旧邸)、そして残る資料から窺われる人柄を通じて人間・新島八重を浮き彫りにしていきます。今多くの書籍で語られている八重像は本当にそうなのか、みなさんの目で確かめてみませんか。
ご案内は、同志社社史資料センターより、NHK大河ドラマ特別展「八重の桜」企画委員を務める社史資料調査員小枝弘和です。
■ 第6回 10月4日(金)『山本覚馬と八重』
講師:露口 卓也(同志社大学 文学部教授)
八重という人を理解する上で、兄覚馬の存在はきわめて重要です。砲術師範という家職に人一倍の関心をもって育ち、会津籠城戦では身につけた技能をもって戦い、京都の文明開化に積極的に関わっていく八重の行動において、覚馬の見識と活動は決定的な影響力がありました。覚馬を追うことによって八重の青春をうかがってみたいと思います。
■ 第7回 10月18日(金)『資料に見る八重と襄の夫婦関係』
講師:小枝 弘和(同志社大学 同志社社史資料センター社史資料調査員)
木を見て森を見ずという言葉があります。実際文字で夫婦の間柄は残されていますが、文字以上に資料の体裁を含めた視覚を通じて得るさまざまな情報が現代の私たちに当時の状況を語ってくれます。この講義では資料を提示しながらその資料の持つ意味を皆さんと一緒に考え、二人の夫婦像に迫ります。
■ 第8回 11月15日(金)『新島旧邸の魅力』
講師:布施 智子(同志社大学 同志社社史資料センター社史資料調査員)
襄と八重の私邸として1878(明治11)年に建てられた新島旧邸(京都市指定有形文化財)。伝統的な和風建築の手法に、「洋」の要素が取り入れられた興味深い住宅です。2人が実践したであろう洋風の生活スタイルや、同志社の学生をはじめとした人々との交流など、家庭における新島夫妻の姿と暮らしに迫ります。
■ 第9回 11月22日(金)『八重の社会活動とその思想』
講師:小枝 弘和(同志社大学 同志社社史資料センター社史資料調査員)
八重の社会活動といえば篤志看護婦です。日本で最初に勲七等宝冠章を受けた3人の篤志看護婦のひとりとなりました。しかし、なぜ篤志看護婦となったのか、わからないことが多々あります。しかし、残された写真や八重の資料は私たちに多くを語ります。この講義では、資料から八重の社会活動に対する思想とその源を探ります。
■ 第10回 12月6日(金)『天皇家と八重』
講師:小枝 弘和(同志社大学 同志社社史資料センター社史資料調査員)
新島旧邸は京都御苑に隣接していることをご存知でしょうか。八重はその後半生、叙勲を受けるほど国から評価された人物です。特に京都御所で行われた大正天皇と昭和天皇の御大典の時には大饗に招かれました。さらに、八重の和歌などを見ていくと、彼女の天皇家に対する心情が読み取れます。会津戦争を経験した八重の講座の集大成として晩年の彼女の心情を読み解きます。
□ コーディネータ 小枝 弘和(同志社大学 同志社社史資料センター社史資料調査員)
ご案内は、同志社社史資料センターより、NHK大河ドラマ特別展「八重の桜」企画委員を務める社史資料調査員小枝弘和です。
■ 第6回 10月4日(金)『山本覚馬と八重』
講師:露口 卓也(同志社大学 文学部教授)
八重という人を理解する上で、兄覚馬の存在はきわめて重要です。砲術師範という家職に人一倍の関心をもって育ち、会津籠城戦では身につけた技能をもって戦い、京都の文明開化に積極的に関わっていく八重の行動において、覚馬の見識と活動は決定的な影響力がありました。覚馬を追うことによって八重の青春をうかがってみたいと思います。
■ 第7回 10月18日(金)『資料に見る八重と襄の夫婦関係』
講師:小枝 弘和(同志社大学 同志社社史資料センター社史資料調査員)
木を見て森を見ずという言葉があります。実際文字で夫婦の間柄は残されていますが、文字以上に資料の体裁を含めた視覚を通じて得るさまざまな情報が現代の私たちに当時の状況を語ってくれます。この講義では資料を提示しながらその資料の持つ意味を皆さんと一緒に考え、二人の夫婦像に迫ります。
■ 第8回 11月15日(金)『新島旧邸の魅力』
講師:布施 智子(同志社大学 同志社社史資料センター社史資料調査員)
襄と八重の私邸として1878(明治11)年に建てられた新島旧邸(京都市指定有形文化財)。伝統的な和風建築の手法に、「洋」の要素が取り入れられた興味深い住宅です。2人が実践したであろう洋風の生活スタイルや、同志社の学生をはじめとした人々との交流など、家庭における新島夫妻の姿と暮らしに迫ります。
■ 第9回 11月22日(金)『八重の社会活動とその思想』
講師:小枝 弘和(同志社大学 同志社社史資料センター社史資料調査員)
八重の社会活動といえば篤志看護婦です。日本で最初に勲七等宝冠章を受けた3人の篤志看護婦のひとりとなりました。しかし、なぜ篤志看護婦となったのか、わからないことが多々あります。しかし、残された写真や八重の資料は私たちに多くを語ります。この講義では、資料から八重の社会活動に対する思想とその源を探ります。
■ 第10回 12月6日(金)『天皇家と八重』
講師:小枝 弘和(同志社大学 同志社社史資料センター社史資料調査員)
新島旧邸は京都御苑に隣接していることをご存知でしょうか。八重はその後半生、叙勲を受けるほど国から評価された人物です。特に京都御所で行われた大正天皇と昭和天皇の御大典の時には大饗に招かれました。さらに、八重の和歌などを見ていくと、彼女の天皇家に対する心情が読み取れます。会津戦争を経験した八重の講座の集大成として晩年の彼女の心情を読み解きます。
□ コーディネータ 小枝 弘和(同志社大学 同志社社史資料センター社史資料調査員)
備考
会場:同志社大学東京オフィス大セミナールーム
申込期間:先着順で定員になり次第締め切ります。
※申し込み到着後、「受講票」をハガキにてお送りいたします。定員を超え受付けができなかった場合はその旨をお知らせいたします。
申込期間:先着順で定員になり次第締め切ります。
※申し込み到着後、「受講票」をハガキにてお送りいたします。定員を超え受付けができなかった場合はその旨をお知らせいたします。
講師陣
名前 | 露口 卓也 |
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肩書き | 同志社大学 文学部教授 |
プロフィール | - |
名前 | 布施 智子 |
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肩書き | 同志社大学 同志社社史資料センター社史資料調査員 |
プロフィール | - |
名前 | 小枝 弘和 |
---|---|
肩書き | 同志社大学 同志社社史資料センター社史資料調査員 |
プロフィール | 1975年生まれ。同志社大学大学院文学研究科修士課程修了。佛教大学大学院教育学研究科博士後期課程満期退学。博士(教育学)。現職は同志社大学同志社社史資料センター社史資料調査員。2013年大河ドラマ特別展「八重の桜」企画委員。主著『William Smith Clarkの教育思想の研究―札幌農学校の自由教育の系譜―』(思文閣出版、2010年)、共著『時代を駆ける新島八重』(歴史春秋社、2012年) |