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講座詳細情報

申し込み締切日:2013-07-18 / 日本史:その他教養

NHK大河ドラマ「八重の桜」をもっと楽しもう!「八重とふるさと『会津』―ハンサム・ウーマンを育てた故郷―」(全5回)

主催:同志社大学同志社大学 東京サテライト・キャンパス(東京都)]
問合せ先:同志社大学 東京オフィス TEL:03-6228-7260
開催日
5/17、5/31、6/7、6/21、7/19(すべて金曜日)
講座回数
5
時間
クラス1 15:00~16:30   クラス2 18:00~19:30
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
12,000円
定員
各クラス50
その他
この講座は、各回ごとの申込みと、春学期・秋学期一括の申込みもできます。
【受講料】半期5回一括:12,000円 各回:3,000円 春学期・秋学期10回一括:20,000円
補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

 2013年1月より大河ドラマ「八重の桜」の放映が始まりました。八重の故郷・会津はドラマで描かれているが如く、美しい自然、美味しい食べ物、豊かな文化があり、今も会津に行けばそれらを感じることができます。
 前半(春学期)は、八重を育てた「会津」をテーマに5回の講座を開きます。「会津」という言葉はひとつの文化圏を示すものです。八重はこの「会津」で精神的思想的に最も影響を受ける幼少年期を過ごしました。「会津」の精神、文化、そして八重と同様に「会津」で育った人々を通じて、八重が追慕して止むことのなかった故郷への理解を深めます。
 後半(秋学期)は、豊かな土壌の会津で育った八重の足跡を史料に基づき、八重の心の機微も追いながら人物像に迫ります。八重の資料は数多く残っているわけではありませんが、兄の山本覚馬をはじめとする人々との交流、八重が京都で過ごした住居(現・新島旧邸)、そして残る資料から窺われる人柄を通じて人間・新島八重を浮き彫りにしていきます。
 ご案内は、同志社社史資料センターより、NHK大河ドラマ特別展「八重の桜」企画委員を務める社史資料調査員小枝弘和が担当します。講師陣は同志社と包括協定を結ぶ福島県及び会津若松市から、昨年度福島県で実施されたNHK大河ドラマ特別展や企画展「新島八重の生涯と戊辰戦争」で企画・監修などに携わった多彩な方々をお迎えしました。会津と京都の現場で活躍されている方々の話を一度に聞くチャンスです。ご自身の八重像を豊かにするこの機会に是非ご参集ください。

■ 第1回 
【クラス1】 「会津の歴史とその文化」
講師:野口 信一氏(NHK大河ドラマ「八重の桜」資料協力、会津歴史考房主宰)
新島襄もお土産に買った絵蝋燭、美しい会津絵が施された漆器に代表される会津の文化。そのほか、家訓、什の掟、追鳥狩、彼岸獅子など会津伝統の文化とその歴史が大河ドラマを豊かにしています。その文化を育んだ会津の歴史は会津のすばらしさを今に伝えてくれます。

【クラス2】 「会津出身の女性たち」
講師:湯田 祥子氏(若松城天守閣郷土博物館 学芸員)
八重は1896年(明治29)民間女性に初めて叙勲が行われた時に、勲七等宝冠章を受章しましたが、同郷の瓜生岩子はさらに誉れ高き藍綬褒章を受章しました。2人に代表されるように会津は気骨ある女性を数多く輩出しました。彼女らの足跡が「会津」の女性を教えてくれます。

■ 第2回  「保科正之と会津藩」(クラス1・2共通)
講師:阿部 綾子氏(福島県立博物館 学芸員)
会津松平家初代・保科正之。江戸幕府4代将軍徳川家綱の叔父として治世を補佐し、幕府の体制を盤石にしました。また会津藩主としても領内の基礎固めを行い、晩年には藩是ともいうべき「家訓」を定めました。その精神は八重にも受け継がれています。

■ 第3回  「会津藩校日新館」(クラス1・2共通)
講師:佐藤 洋一氏(NHK大河ドラマ「八重の桜」企画委員、福島県立博物館 学芸員)
日新館の教科書『日新館童子訓』は籠城した八重の心の支えでした。また、兄の覚馬はこの学校で学び、教壇にも立ちました。会津の武士道の何たるかは日新館の教育にあります。

■ 第4回 「京都守護職と会津藩」(クラス1・2共通)
講師:中岡 進氏(若松城天守閣郷土博物館 学芸員)
混沌とした幕末の京都、その守備をと「火中の栗」を拾ったのが会津藩でした。孝明天皇の信任のもと松平容保率いる会津藩の京都での「戦い」とその姿勢は現代の私たちに訴えかけるものがあります。

■ 第5回 
【クラス1】 「会津出身の女性たち」
講師:湯田 祥子氏(若松城天守閣郷土博物館学芸員)
八重は1896年(明治29)民間女性に初めて叙勲が行われた時に、勲七等宝冠章を受章しましたが、同郷の瓜生岩子はさらに誉れ高き藍綬褒章を受章しました。2人に代表されるように会津は気骨ある女性を数多く輩出しました。彼女らの足跡が「会津」の女性を教えてくれます。

【クラス2】 「会津の歴史とその文化」
講師:野口 信一氏(NHK大河ドラマ「八重の桜」資料協力、会津歴史考房主宰)新島襄もお土産に買った絵蝋燭、美しい会津絵が施された漆器に代表される会津の文化。そのほか、家訓、什の掟、追鳥狩、彼岸獅子など会津伝統の文化とその歴史が大河ドラマを豊かにしています。その文化を育んだ会津の歴史は会津のすばらしさを今に伝えてくれます。

□ コーディネータ 小枝 弘和(同志社大学 同志社社史資料センター社史資料調査員)

※秋学期日程およびテーマ
 第6回 10月4日(金) 『山本覚馬と八重』  
      講師:露口 卓也(同志社大学 文学部教授)

 第7回 10月18日(金) 『資料に見る八重と襄の夫婦関係』
      講師:小枝 弘和(同志社大学 同志社社史資料センター社史資料調査員)

 第8回 11月8日(金) 『新島旧邸の魅力』
      講師:布施 智子(同志社大学 同志社社史資料センター社史資料調査員)

 第9回 11月22日(金)『八重の社会活動とその思想』 
      講師:小枝 弘和(同志社大学 同志社社史資料センター社史資料調査員)

 第10回 12月6日(金)『天皇家と八重』   
      講師:小枝 弘和(同志社大学 同志社社史資料センター社史資料調査員)

備考

会場:東京オフィス大セミナールーム
申込期間:先着順で定員になり次第締切ります。
※申し込み到着後、先着順に「受講票」をお送りいたします。定員を超え受付ができなかった場合はその旨をお知らせいたします。

講師陣

名前 野口 信一氏
肩書き NHK大河ドラマ「八重の桜」資料協力、会津歴史考房主宰
プロフィール
名前 阿部 綾子氏
肩書き 福島県立博物館学芸員
プロフィール
名前 佐藤 洋一氏
肩書き NHK大河ドラマ「八重の桜」企画委員、福島県立博物館学芸員
プロフィール
名前 中岡 進氏
肩書き 若松城天守閣郷土博物館学芸員
プロフィール
名前 湯田 祥子氏
肩書き 若松城天守閣郷土博物館学芸員
プロフィール
名前 小枝 弘和
肩書き 同志社大学同志社社史資料センター社史資料調査員
プロフィール 1975年生まれ。同志社大学大学院文学研究科修士課程修了。佛教大学大学院教育学研究科博士後期課程満期退学。博士(教育学)。現職は同志社大学同志社社史資料センター社史資料調査員。2013年大河ドラマ特別展「八重の桜」企画委員。主著『William Smith Clarkの教育思想の研究―札幌農学校の自由教育の系譜―』(思文閣出版2010年)、共著『時代を駆ける新島八重』(歴史春秋社、2012年)
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