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講座詳細情報

申し込み締切日:2012-01-12 / 日本史:心理:その他教養

近代日本を歩んだ徳富蘇峰と 師・新島襄

主催:同志社大学同志社大学 東京サテライト・キャンパス(東京都)]
問合せ先:同志社大学 東京オフィス TEL:03-6228-7260
開催日
10/6(木)、10/21(金)、11/18(金)、12/16(金)、
1/13(金)
講座回数
全5回
時間
15:00~16:50
講座区分
数回もの 
入学金
 - 
受講料
12,000円
定員
40
その他
この講座は、各回ごとの申込みができます。
【受講料】全回申込みの場合:一括12,000円、各回の場合:3,000円/回
※全回出席の方に修了証を発行します。
補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

【本井教授からのメッセージ】

徳富蘇峰は、稀有な知の巨人である。近代日本と共に歩んだ94年でもあった。

その活動範囲の広さ、各界名士との交流の深さ、活動期間の長さ、ギネスものの多作な著作といった諸点のどれを取り上げても、一筋縄では簡単に捉えきられない。紹介される蘇峰の肩書はジャーナリスト、歴史家、評論家…複数が併記されしかもそれぞれにおける評価は時にまったく相反する。

しかし、世間からの評価に反し、彼の中で一貫しているのは、若き日の同志社時代、とりわけ創設者の新島襄への敬慕である。蘇峰の人生は、ある意味、青年期に最大の人格的感化を受けた恩師、新島への彼なりの「応答」である。

この講座では、それぞれの専門家が、蘇峰の諸側面を分析し、その業績を多面的に捉える一方で、その底流に首尾一貫した新島との「交流」の軌跡が現存したことを明らかにしたい。


【日程およびテーマ】
10月開講(全5回) 15時00分~16時50分
第1回 10月 6日(木) 「若き蘇峰の自己形成」 (同志社大学法学部教授 伊藤 彌彦 氏 )
第2回 10月21日(金) 「徳富蘇峰とアメリカ」 (拓殖大学政経学部教授 澤田 次郎 氏)
第3回 11月18日(金) 「蘇峰と熊本バンド」 (同志社大学神学部教授 本井 康博 氏)
第4回 12月16日(金) 「対米戦争とその後の蘇峰1941~1957」
                (歴史家・公益財団法人蘇峰会理事 大越 哲仁 氏)
第5回  1月13日(金) 「徳富蘇峰と新島襄」 (同志社大学神学部教授 本井 康博 氏)

備考

会場:東京オフィス大セミナールーム
申込期間:先着順で定員になり次第締め切ります。

※申し込み到着後、先着順に「受講票」をハガキにてお送りいたします。定員を超え受付けができなかった場合はその旨をお知らせいたします。

講師陣

名前 伊藤彌彦(いとう やひこ)
肩書き 同志社大学法学部政治学科教授
プロフィール 1941年東京生まれ。ICU卒、東京大学大学院修了。専攻は日本政治思想史で、明治国家形成期の秩序観や日本の教育を研究。ゼミの学生には目下、「以言伝心」、言葉をつうじて相互理解をひろげることをすすめている。
近著:『未完成の維新革命』(萌書房)2011年3月、『新島襄 教育宗教論集』(岩波文庫)2010年10月、『明治思想史の一断面新島襄・徳富蘆花そして蘇峰』(晃洋書房)2010年3月
名前 澤田次郎(さわだ じろう)
肩書き 拓殖大学政経学部教授
プロフィール 1965年神奈川県生まれ。博士(法学)、近代日本政治思想史専攻。慶應義塾大学法学部政治学科卒、慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻後期博士課程単位取得退学、尚美学園大学教授を経て、2009年より拓殖大学政経学部教授。主な著書:『近代日本人のアメリカ観-日露戦争以後を中心に-』、近著:『徳富蘇峰とアメリカ』 (拓殖大学発行、慶応義塾大学出版会制作) 2011年3月
名前 本井康博(もとい やすひろ)
肩書き 同志社大学神学部教授
プロフィール 1942年生まれ。博士(神学)同志社大学大学院経済学研究科修士課程修了。専攻は、近代日本のキリスト教(プロテスタント)の歴史。主として、新島襄の思想と生涯、ならびに初期同志社の歴史をテーマとする。『新島襄と建学精神』(「同志社科目」テキスト)、マンガで読む新島襄―自由への旅立ちなど著書多数。近著『新島襄を語る』シリーズ全10巻中、第8巻『ビーコンヒルの小径 新島襄を語る(8)』(思文閣出版 2011年5月)、『新島襄 教育宗教論集』(岩波文庫、2010年11月)
名前 大越 哲仁(おおこし てつじ)
肩書き 公益財団法人蘇峰会 理事、(社)日本ペンクラブ会員、歴史家
プロフィール 1961年福島県生まれ。修士(学術)。同志社大学法学部卒。放送大学大学院文化科学研究科修了。1992年蘇峰・蘆花論文賞受賞(第5回熊本県民文化祭みなまた)。2003年新島研究論文賞受賞(同志社大学人文科学研究所・同志社社史資料室第1研究部門)。
主な著書 共著:『欧米から見た岩倉使節団』(ミネルヴァ書房)、『近代日本と徳富兄弟』((財)蘇峰会)
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