講座詳細情報
申し込み締切日:2023-07-27 / その他教養
法と社会を考える
- 開催日
- 7/29
- 講座回数
- 1
- 時間
- 14:00~16:00
- 講座区分
- 1回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- -
- 定員
- -
- その他
- 無料(事前申込制)
会員登録不要
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
犯罪行為に至った者が「少年」である場合には、その者は刑事手続とは異なる手続(保護手続)で対応されることになります。この特別な手続が「少年法」であり、昭和23年の新たな時代を象徴する法律として、家庭裁判所とともに登場しました。しかし時代が下り、平成期にはいると、平成12年以降、保護主義が後退する道筋をたどり始めました。少年事件に対する処罰感情の高まりがこの流れを推し進め、令和4年4月に施行された改正少年法では、少年年齢を20歳未満とすることこそ保持されましたが、18歳・19歳の者を「特定少年」として法的非難と刑罰を科す流れをさらに強化しています。
本講座では、この「少年法」の現在の姿を確認し、可塑性に富み、健全成長と改善更生を期待し得る年齢層の者に対する事件の処理としてどのような対応がよいのか、その年齢層を含めた若年者層の犯罪者に対する処遇をどうしたらよいのかなど、現在の少年法の姿に見える課題についてともに考える時間にしたいと思います。
本講座では、この「少年法」の現在の姿を確認し、可塑性に富み、健全成長と改善更生を期待し得る年齢層の者に対する事件の処理としてどのような対応がよいのか、その年齢層を含めた若年者層の犯罪者に対する処遇をどうしたらよいのかなど、現在の少年法の姿に見える課題についてともに考える時間にしたいと思います。
講師陣
名前 | 安部 哲夫 |
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肩書き | 獨協大学名誉教授 |
プロフィール | - |