講座詳細情報
申し込み締切日:2023-03-16 / 文学
シェイクスピアとイギリスのナショナリズム
- 開催日
- 3/18
- 講座回数
- 1回
- 時間
- 14:00~16:00
- 講座区分
- 1回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- -
- 定員
- 200(対面)、500(オンライン配信)
- その他
- 会員登録不要、無料(事前申込制)
獨協大学オープンカレッジ 特別講座として開催します
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
「イギリスといえばシェイクスピア!」そう連想するほど、シェイクスピアはイギリスの文化的なシンボルになっています。けれどシェイクスピアは、もともとは大衆に安価な娯楽を提供する流行作家でした。16世紀のイングランドはヨーロッパの北の小国でした。その小国が19世紀の大英帝国へと発展していく歴史の中で、シェイクスピアは大衆娯楽の「戯作者」から「国民作家」へ、さらには世界文学の「文豪」へと変貌していきます。
この講義では16世紀後半から21世紀まで、シェイクスピアという作家の位置付けや受け止められ方がどのように変化したかをたどります。近代の歴史の中で、シェイクスピアが国民意識の形成、国家威信の高まり、帝国主義支配とどのように関わっていたのか。それを探ることで、文化とナショナリズムがいかに複雑にかかわりあうものかを考えてみましょう。
この講義では16世紀後半から21世紀まで、シェイクスピアという作家の位置付けや受け止められ方がどのように変化したかをたどります。近代の歴史の中で、シェイクスピアが国民意識の形成、国家威信の高まり、帝国主義支配とどのように関わっていたのか。それを探ることで、文化とナショナリズムがいかに複雑にかかわりあうものかを考えてみましょう。