講座詳細情報
申し込み締切日:2019-09-11 / 文学 / 学内講座コード:19S11260F
近松作品(浄瑠璃・歌舞伎)の心とことば
- 開催日
- 2019/9/12~2019/11/7(木)
- 講座回数
- 全6回
- 時間
- 15:10~16:40
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 9,400円
- 定員
- 35
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
【講座概要】
近松門左衛門(1653~1724)は、井原西鶴と並び称される元禄時代の作家ですが、歌舞伎台本よりも人形浄瑠璃(今の「文楽」)を多作しています。その名作の中から、母と子、男と女の心模様を描いた『丹波与作待夜の小室節』と当時もセンセーショナルであった『女殺油地獄』を、テキストを道案内に丁寧に読んでいきます。最後は、近松の『天神記』に啓発された竹田出雲の『菅原伝授手習鑑』の「寺子屋の段」をDVD鑑賞することにより、母と子のもう一つの物語を味わう予定です。この講座では、文楽・歌舞伎のことばづかいの基本的なものが習得されるでしょうから、以後の文楽・歌舞伎鑑賞が一層楽しめることと思います。
【講座スケジュール】
第1回 9/12(木) 近松門左衛門の文学姿勢/『丹波与作待夜の小室節』を読む(その一)
第2回 9/26(木) 『丹波与作待夜の小室節』を読む(その二)
第3回 10/3(木) 『丹波与作待夜の小室節』を読む(その三)
第4回 10/10(木) 『丹波与作待夜の小室節』を読む(その四)
第5回 10/24(木) 『女殺油地獄』を読む
第6回 11/7(木) 竹田出雲作文楽『菅原伝授手習鑑』を鑑賞する
近松門左衛門(1653~1724)は、井原西鶴と並び称される元禄時代の作家ですが、歌舞伎台本よりも人形浄瑠璃(今の「文楽」)を多作しています。その名作の中から、母と子、男と女の心模様を描いた『丹波与作待夜の小室節』と当時もセンセーショナルであった『女殺油地獄』を、テキストを道案内に丁寧に読んでいきます。最後は、近松の『天神記』に啓発された竹田出雲の『菅原伝授手習鑑』の「寺子屋の段」をDVD鑑賞することにより、母と子のもう一つの物語を味わう予定です。この講座では、文楽・歌舞伎のことばづかいの基本的なものが習得されるでしょうから、以後の文楽・歌舞伎鑑賞が一層楽しめることと思います。
【講座スケジュール】
第1回 9/12(木) 近松門左衛門の文学姿勢/『丹波与作待夜の小室節』を読む(その一)
第2回 9/26(木) 『丹波与作待夜の小室節』を読む(その二)
第3回 10/3(木) 『丹波与作待夜の小室節』を読む(その三)
第4回 10/10(木) 『丹波与作待夜の小室節』を読む(その四)
第5回 10/24(木) 『女殺油地獄』を読む
第6回 11/7(木) 竹田出雲作文楽『菅原伝授手習鑑』を鑑賞する
備考
【備考】
※4名未満の場合は非開講になることがあります。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
※4名未満の場合は非開講になることがあります。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 小林 千草 |
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肩書き | - |
プロフィール | 元東海大学文学部教授、国語学者。博士(文学)東北大学。1985年に佐伯国語学賞を、2002年に新村出賞を受賞。主な著書:『天草版平家物語を読む 不干ハビアンの文学手腕と能』(東海大学出版部)、『幕末期狂言台本の総合的研究 大蔵流台本編』(清文堂)『女ことばはどこへ消えたか?』(光文社新書)、『「明暗」夫婦の言語力学』(東海教育研究所)、『伊達政宗、最期の日々』(講談社新書)など。作家千 草子(せん・そうこ)としても、『ハビアン』『南蛮屏風の女と岩佐又兵衛』『翠子(すいこ)清原宣賢の妻』『寺田屋異聞 有馬新七、富士に立つ』など活躍中。なお、能・狂言に関する著作や講演も多い。長らく文教大学非常勤講師も勤めた。 |