講座詳細情報
申し込み締切日:2019-10-10 / 文学 / 学内講座コード:19K11280F
(夏目漱石の恋)・漱石文学の恋 (第五回)
- 開催日
- 2019/10/11~2019/10/25(金)
- 講座回数
- 全2回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 3,200円
- 定員
- 20
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
【講座概要】
夏目金之助の日記や漱石名での『猫』を読むことでスタートした本講座ですが、本年度は、漱石の絶筆として中断した『明暗』を読んで、ひとまず漱石は終了とさせていただきたいと思います。諸般の事情により、各回のポイントをできるだけ絞ってみました。作者が身を削って打ち込んだ長い連載であっただけに、読者一人ひとりに問いかけるものは一入でしょう。過去五年度にわたって参加してくださった受講者の皆様の漱石観もご披露いただきたいものです。ちなみに有島武郎の『或る女』は『明暗』と同時代の双璧となる作品です。比べて読むとそれぞれの異同が見えて、作品世界の理解が助けられるでしょう。
【講座スケジュール】
第1回 10/11(金) 〔自尊心〕に取りつかれた人間たち
第2回 10/25(金) 『明暗』の女たちと『或る女』の早月葉子
夏目金之助の日記や漱石名での『猫』を読むことでスタートした本講座ですが、本年度は、漱石の絶筆として中断した『明暗』を読んで、ひとまず漱石は終了とさせていただきたいと思います。諸般の事情により、各回のポイントをできるだけ絞ってみました。作者が身を削って打ち込んだ長い連載であっただけに、読者一人ひとりに問いかけるものは一入でしょう。過去五年度にわたって参加してくださった受講者の皆様の漱石観もご披露いただきたいものです。ちなみに有島武郎の『或る女』は『明暗』と同時代の双璧となる作品です。比べて読むとそれぞれの異同が見えて、作品世界の理解が助けられるでしょう。
【講座スケジュール】
第1回 10/11(金) 〔自尊心〕に取りつかれた人間たち
第2回 10/25(金) 『明暗』の女たちと『或る女』の早月葉子
備考
【対象者】
どなたでも(初めての方も)ご自由に
【持ち物・服装】
小説『明暗』を、文庫本などで各自ご用意ください。
【備考】
※5名未満の場合は非開講になることがあります。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
どなたでも(初めての方も)ご自由に
【持ち物・服装】
小説『明暗』を、文庫本などで各自ご用意ください。
【備考】
※5名未満の場合は非開講になることがあります。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 江種(小泉) 満子 |
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肩書き | - |
プロフィール | 広島県生まれ。お茶の水女子大学国文学科を経て東京教育大学大学院博士課程修了。文教大学名誉教授。博士(人文科学)。日本近代文学専攻、女性学。著書:『有島武郎論』桜楓社(1984)、『女が読む日本近代文学-フェミニズム批評の試み』(共編著)新曜社(1992)、『男性作家を読む-フェミニズム批評の成熟へ』(共著)新曜社(1994)、『総力討論・ジェンダーで読む「或る女」』(共編著)翰林書房(1997)、『「青鞜」を読む』(共著)学藝書林(1998)、『20世紀のベストセラーを読み解く-女性・読者・社会の100年』(共編著)学藝書林(2001)、『大庭みな子の世界-アラスカ・ヒロシマ・新潟』新曜社(2001)、『わたしの身体、わたしの言葉 ジェンダーで読む日本近代文学』翰林書房(2004)、ほか |