講座詳細情報
申し込み締切日:2019-01-16 / その他教養 / 学内講座コード:18S11270W
日本歌謡のことばと表現を味わう ― 「月」をテーマに ―
- 開催日
- 1月17日(木)~3月14日(木)
- 講座回数
- 全5回
- 時間
- 13:20~14:50
- 講座区分
- その他
- 入学金
- -
- 受講料
- 7,900円
- 定員
- 35
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座概要】
日本歌謡史は、院政期の『梁塵秘抄』、室町期の『閑吟集』・能の「謡曲を」通して、現代流行歌・演歌までたどることができます。今回、私たちの“こころの歌”をかたちづくったと思われる文部省唱歌、流行歌としての愛唱歌、そして、それら歌謡の古典的形態である能(謡曲)のなかから、「月」にテーマをしぼって味わいます。歌詞の多くが古典文体ですので、楽しみながら古典文法も覚えられるし、語彙力・表現力がアップすることはまちがいありません。カラー映像を含むDVDやCDも適宜活用し、受講後、口ずさみたくなる雰囲気となることでしょう。なお、月をキーワードにもつ能「融」の詞章を丁寧に読み解いたあと、最終回には、プロの能楽師であるワキ方福王和幸師をお招きし、講師の司会進行のもと、「融」のワキのせりふや主要な謡い部分を実演していただきます。生のお謡いを聴くことで、ことばの本来的に持つ力、日本語の自然な抑揚が芸術的なメロディーに昇華する一瞬一瞬を、ご自分の耳で確かめてみませんか。それは、きっと、私たちの日常のことばに対する姿勢をも変えていくことでしょう。
【講座スケジュール】
第1回 1/17(木) 百人一首・梁塵秘抄・閑吟集などにおける歌詞としての「月」をたどる
第2回 2/21(木) 文部省唱歌・愛唱歌よりI(ビデオあるいはCD鑑賞あり)
第3回 2/28(木) 文部省唱歌・愛唱歌よりII(ビデオあるいはCD鑑賞あり)
第4回 3/7(木) 能「融」の詞章を丁寧に読み解く(資料配付あり)
第5回 3/14(木) 能楽師ワキ方福王和幸師をお招きし、講師の司会進行のもと、能「融」の謡い実演を聴く
日本歌謡史は、院政期の『梁塵秘抄』、室町期の『閑吟集』・能の「謡曲を」通して、現代流行歌・演歌までたどることができます。今回、私たちの“こころの歌”をかたちづくったと思われる文部省唱歌、流行歌としての愛唱歌、そして、それら歌謡の古典的形態である能(謡曲)のなかから、「月」にテーマをしぼって味わいます。歌詞の多くが古典文体ですので、楽しみながら古典文法も覚えられるし、語彙力・表現力がアップすることはまちがいありません。カラー映像を含むDVDやCDも適宜活用し、受講後、口ずさみたくなる雰囲気となることでしょう。なお、月をキーワードにもつ能「融」の詞章を丁寧に読み解いたあと、最終回には、プロの能楽師であるワキ方福王和幸師をお招きし、講師の司会進行のもと、「融」のワキのせりふや主要な謡い部分を実演していただきます。生のお謡いを聴くことで、ことばの本来的に持つ力、日本語の自然な抑揚が芸術的なメロディーに昇華する一瞬一瞬を、ご自分の耳で確かめてみませんか。それは、きっと、私たちの日常のことばに対する姿勢をも変えていくことでしょう。
【講座スケジュール】
第1回 1/17(木) 百人一首・梁塵秘抄・閑吟集などにおける歌詞としての「月」をたどる
第2回 2/21(木) 文部省唱歌・愛唱歌よりI(ビデオあるいはCD鑑賞あり)
第3回 2/28(木) 文部省唱歌・愛唱歌よりII(ビデオあるいはCD鑑賞あり)
第4回 3/7(木) 能「融」の詞章を丁寧に読み解く(資料配付あり)
第5回 3/14(木) 能楽師ワキ方福王和幸師をお招きし、講師の司会進行のもと、能「融」の謡い実演を聴く
備考
【備考】
※4名未満の場合は非開講になることがあります。
※3月14日の講座は、講師の都合により15:00開始となります。ご注意ください。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
※4名未満の場合は非開講になることがあります。
※3月14日の講座は、講師の都合により15:00開始となります。ご注意ください。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 小林 千草 |
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肩書き | - |
プロフィール | 元東海大学文学部教授、国語学者。博士(文学)東北大学。1985年に佐伯国語学賞を、2002年に新村出賞を受賞。主な著書:『天草版平家物語を読む 不干ハビアンの文学手腕と能』(東海大学出版部)、『幕末期狂言台本の総合的研究 大蔵流台本編』(清文堂)『女ことばはどこへ消えたか?』(光文社新書)、『「明暗」夫婦の言語力学』(東海教育研究所)、『伊達政宗、最期の日々』(講談社新書)など。作家千 草子(せん・そうこ)としても、『ハビアン』『南蛮屏風の女と岩佐又兵衛』『翠子(すいこ)清原宣賢の妻』『寺田屋異聞 有馬新七、富士に立つ』など活躍中。なお、能・狂言に関する著作や講演も多い。長らく文教大学非常勤講師も勤めた。 |