講座詳細情報
申し込み締切日:2018-05-01 / 文学:日本史 / 学内講座コード:18S11020S
『建礼門院右京大夫集』と『平家物語』(2)
- 開催日
- 5月11日(金)~6月8日(金)
- 講座回数
- 全5回
- 時間
- 14:15~16:15
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 10,500円
- 定員
- 20
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
【講座概要】
平清盛の娘で高倉天皇の中宮になったのが建礼門院徳子である。その徳子に仕えたのが右京大夫(召し名)で彼女は一つの回想録を残した。それは徳子に仕えた当初から、藤原定家が『新勅撰和歌集』(第9番目の勅撰集)を撰進した頃までの、およそ60年間の日記的歌集である。いわゆる『建礼門院右京大夫集』である。平安時代末頃から、鎌倉時代の初め、つまり院政期から武家政権の樹立した時代は乱世の時代であった。平家一門の栄耀そして源平の争乱・平家滅亡という乱世を生き続けたのが作者であった。栄華を目の当たりにして深い感銘を受け、恋に胸を焦がす時もあった。しかし時代に翻弄され、さまざまな悲嘆に耐えながら生き続けた時もあった。その一人の女性の家集を、『平家物語』も参考にしながら読み進めていきたい。
※初参加の方々も歓迎です。
【講座スケジュール】
第1回 5/11(金) 隆信との恋
第2回 5/18(金) 鹿ヵ谷事件
第3回 5/25(金) 母の死
第4回 6/1(金) 出仕を止む
第5回 6/8(金) 重盛の死
平清盛の娘で高倉天皇の中宮になったのが建礼門院徳子である。その徳子に仕えたのが右京大夫(召し名)で彼女は一つの回想録を残した。それは徳子に仕えた当初から、藤原定家が『新勅撰和歌集』(第9番目の勅撰集)を撰進した頃までの、およそ60年間の日記的歌集である。いわゆる『建礼門院右京大夫集』である。平安時代末頃から、鎌倉時代の初め、つまり院政期から武家政権の樹立した時代は乱世の時代であった。平家一門の栄耀そして源平の争乱・平家滅亡という乱世を生き続けたのが作者であった。栄華を目の当たりにして深い感銘を受け、恋に胸を焦がす時もあった。しかし時代に翻弄され、さまざまな悲嘆に耐えながら生き続けた時もあった。その一人の女性の家集を、『平家物語』も参考にしながら読み進めていきたい。
※初参加の方々も歓迎です。
【講座スケジュール】
第1回 5/11(金) 隆信との恋
第2回 5/18(金) 鹿ヵ谷事件
第3回 5/25(金) 母の死
第4回 6/1(金) 出仕を止む
第5回 6/8(金) 重盛の死
備考
【備考】
※4名未満の場合は非開講になることがあります。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
※4名未満の場合は非開講になることがあります。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 千葉 覚 |
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肩書き | - |
プロフィール | 専門は中世和歌文学。「和歌大辞典」(明治書院)、「古語辞典」(福武書店)の各項目を執筆。また「新編国歌大観」(角川書店)では「嘉元百首」を担当。「大和物語諸注集成」(桜楓社)では「大和物語解」を担当。論文では「鎌倉期歌壇における西園寺家の研究」(立教大学「日本文学」32号・36号)、最近では「建礼門院右京丈夫集」(「文教大学女子短期大学部紀要」最終号)を発表。また文教大学女子短期大学部文芸科や国士舘短期大学部国文科の講師を勤め「風物誌」などの民俗学なども担当する。その関係の論文には「七夕をめぐって」(文教大学女子短期大学部文芸科「文芸論叢」23号)などがある。元和歌文学会会員。 |