大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座概要】
変化の激しい今日の社会で見失ったもの。わが国の古典の漢文には、今を生きていく知恵や豊かな発想をよび起こす言葉があります。故事名言の「五十歩百歩」「朝三暮四」。李白・杜甫の唐詩。
孔子・老子の思想。『史記』や『十八史略』の歴史。それらの中で今に役立つ優れた文章や作品を読み味わいながら、古典の漢文を一緒に楽しみましょう。

【講座スケジュール】
第1回 5/26(土) 故事名言
(守株・五十歩百歩・苛政は虎よりも...・朝三暮四・知音・漱石枕流)
第2回 6/23(土) 漢詩
(静夜思〔李白〕以下 8首)
第3回 7/21(土) 論語 五章

【備考】
※5名未満の場合は非開講になることがあります。


※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	謡口 明
肩書き	文教大学名誉教授
プロフィール	文教大学名誉教授。43年間高校・大学で生徒や学生と中国古典を楽しんできました。ただ研究・教育という環境の中では、発想の自由さに限界もありました。人間社会の本質に切りこみの視点をあて、考察を深めてみたいと思っています。 1943年鳥取県生まれ。東京教育大学文学部大学院卒。専門は中国古典思想。都立国立高校、私立開成高校、青山学院大学、文教大学などで長く教鞭をとる。 著書に大修館書店『修訂大漢和辞典』(共著)、NHK出版『諸子百家を語る』、文藝春秋社『楽しく使える故事熟語』、朝倉書店『時代を超えて楽しむ論語』などがある。 現在、全国漢文教育学会副会長、公益財団法人斯文会常務理事、一般社団法人漢字文化振興協会常務理事。