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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-01-17 / その他教養:芸術・文化 / 学内講座コード:S11260W

能狂言に親しむ ―狂言「鬼瓦」「墨塗」「武悪」と能「三井寺」謡いの実演鑑賞―

主催:文教大学地域連携センター文教大学湘南キャンパス(神奈川県)]
問合せ先:地域連携センター TEL:048-974-8811(代)
開催日
1/18(木)~3/15(木)
講座回数
全5回
時間
13:20~14:50
※3/15のみ16:30~18:00
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
7,900円
定員
35
その他
※テキスト代別途
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

世界無形文化遺産となった能楽--能狂言の5回講座ですが、前半3回は狂言を扱います。まずは、600年以上の星霜に耐えた“笑い”の芸術を、幕末期の台本をもとにご紹介します。テキストには、幕末期に至るまでの伝統的な狂言台本を多く考証として引用していますから、限られた講義時間以外の独習にも役立ててください。取り扱う狂言曲目は「鬼瓦」「鏡男」「墨塗」「悪太郎」「武悪」等を予定しています。残る2回は、能「三井寺」を扱います。能「三井寺」の詞章を丁寧に読み解いたあと、プロの能楽師であるワキ方福王和幸師をお招きし、講師の司会進行のもと、「三井寺」のワキのせりふや主要な謡い部分を実演していただきます。生のお謡いを聴くことで、ことばの本来的に持つ力、日本語の自然な抑揚が芸術的なメロディーに昇華する一瞬一瞬を、ご自分の耳で確かめてみませんか。それは、きっと、私たちの日常のことばに対する姿勢をも変えていくことでしょう。
(3月15日の講座は、講師の都合により16:30開始となります。ご注意ください。)

【講座日程】
1.1/18 
テキスト紹介・独習の際の利用法・狂言「鬼瓦」「鏡男」「墨塗」を読む
2.2/15 
狂言「悪太郎」を読む(ビデオあるいはCD 鑑賞あり)
3.2/22 
狂言「武悪」を読む(CD鑑賞あり)
4.3/1 
能「三井寺」の詞章を丁寧に読み解く (資料配付あり)
5.3/15 
能楽師ワキ方福王和幸師をお招きし、講師の司会進行のもと、能「三井寺」の謡い実演を聴く



備考

テキスト: 『幕末期狂言台本の総合的研究 大蔵流台本編』(清文堂出版)
     価格予定 4.104円(税込)
※テキストは生涯学習センターで一括注文します。テキストの注文希望について、受講申込書の「テキスト注文」欄に○をつけてください。講座初日に厚生棟1階学内購買部にてご購入ください。

申込受付開始: 11/1
※4名未満の場合は非開講になることがあります。

講師陣

名前 小林 千草 [こばやし ちぐさ]
肩書き
プロフィール 元東海大学文学部教授、国語学者。博士(文学)東北大学。1985年に佐伯国語学賞を、2002年に新村出賞を受賞。主な著書:『大かうさまぐんきを読む 太田牛一の深層心理と文章構造』『天草版平家物語を読む 不干ハビアンの文学手腕と能』(東海大学出版部)、『女ことばはどこへ消えたか?』(光文社新書)、『「明暗」夫婦の言語力学』(東海教育研究所)、『伊達政宗、最期の日々』(講談社新書)など。作家千 草子(せん・そうこ)としても、『ハビアン』『南蛮屏風の女と岩佐又兵衛』『翠子(すいこ)清原宣賢の妻』『寺田屋異聞 有馬新七、富士に立つ』など活躍中。なお、能・狂言に関する著作や講演も多い。長らく文教大学非常勤講師も勤めた。
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