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講座詳細情報

申し込み締切日:2017-09-10 / その他教養 / 学内講座コード:K11280F

「ひらがなの魅力をさぐる」やまとことば講座 ―「ひらがな」がいまに伝える、上代日本の〈やまとごころ〉―

主催:文教大学地域連携センター文教大学越谷キャンパス(埼玉県)]
問合せ先:地域連携センター TEL:048-974-8811(代)
開催日
9/11(月)~10/23(月)
講座回数
全5回
時間
10:40~12:10
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
6,500円
定員
30
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

文字のない時代の日本は、話しことば文化でした。その後、漢字を借りて作った万葉仮名で『萬葉集』が編まれ、さらに漢字の崩し字による江戸仮名を経て、現在のひらがなになったのは、明治33(1900)年。遠く卑弥呼の時代から21世紀の今日まで、上代日本の〈やまとごころ〉は、いまも「ひらがな」に継承されています。「今週の感動」1分間スピーチ、ひらがなで読む〈あはれ・をかし〉、ひらがなでさぐる〈ほとけごころ〉の世界へようこそ。

【講座日程】
1.9/11 「ひらがな」が成立したのは、いつごろ?
● オノマトペ(擬態語・擬声語)が多い和語
● 人体語「め(ま)・はな・みみ」の語源は?
● 万葉仮名、漢字+ひらがなで読む「万葉名歌」
● 識字率世界一、寺子屋の「読み・書き・算盤」
● 江戸仮名から生まれた「明治のひらがな」

2.9/25 丸い「ひらがな」、四角い「漢字」
● 堅苦しい「漢語」、やさしい「ひらがな」
● 胎児は母親の声でことば(思い)と触れ合う
● 「ゆ」のからだ・「ほ」のからだパフォーマンス
● 「まど・みちお」の詩、ひらがなフィーリング
● 1分間スピーチ「今週の感動」の発表

3.10/2 ひらがな絵本の音、ことばを語る絵
● 大人が読み、子どもが聞く「ひらがな絵本」
●「昔話(お伽噺)」には共通のパターンがある
● 耳をすます絵本、たましいに残る絵本
● ドクターが読んだ「いのちと共鳴する」絵本
● 昔話「むかしむかし、あるところに」の魅力

4.10/16 〈あはれ・をかし・たのし・おもしろし〉
● 枕草子第一段『春はあけぼの』の〈をかし〉
● 「歌舞伎十八番」見得をする〈たのし〉
● 平家物語『祇園精舎』で〈あはれ〉を味わう
● 谷川俊太郎の「ことばあそび」が〈面白し〉
● 『宮澤賢治のオノマトペ集』を読んでみる 

5.10/23 「ひらがな」でさぐる〈ほとけごころ〉
● とけ(融)る/ほど(解)く→まける/まかす
● ゆる(許)す/ゆる(弛)む→ゆする/ほぐす
● たす(助)く/すく(救)ふ→「あ」/「く」
● つつ(包)む/さら(晒)す→あらふ/すすぐ
● うれ(嬉)し/たの(楽)し→花びら/花のいのち

備考

※5名未満の場合は非開講になることがあります。

講師陣

名前 原山 建郎 [はらやま たつろう]
肩書き
プロフィール 1946年生まれ。早稲田大学卒。主婦の友社入社後、『主婦の友』などの女性誌キャリアを積み、1980年より『わたしの健康』で健康・医学分野の取材を行う。1986~92年まで同誌編集長。その後、同社取締役を経て、2003年よりフリー。健康ジャーナリストとして本格的な執筆・講演活動に入る。著書に『からだのメッセージを聴く』(集英社文庫)、『身心やわらか健康法』(光文社)、『あきらめない!もうひとつの治療法』(厚生科学研究所)など。専門はコミュニケーション論。元文教大学非常勤講師。西野流呼吸法塾生。遠藤ボランティアグループ代表。武蔵野大学仏教文化研究所非常勤研究員。日本東方医学会学術委員。
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