大学公開講座のセカンドアカデミー

中国の古典を中心に学習してきましたが、今年度は日本の古典に目を向けてみます。日本の代表的な漢字の古典といえば、平安の三筆即ち空海、嵯峨天皇、橘逸勢があげられるでしょう。なかでも空海はその先に立つ人物と考えられます。そこで、空海の代表的な古典『風信帖』を採りあげてみます。一口に『風信帖』といっても三部からなります。年間を通して学び、臨書から倣書、そして創作へと展開してみます。

【講座日程】
1. 5/10　平安の書道について。
　　　　半紙に依る臨書「風信雲書　自天翔臨」
2. 5/17半紙に依る臨書「披之閲之．．．．．．．妙門」
3. 5/24 半紙に依る臨書「頂戴供養．．．．．．．何如」
4. 5/31 半紙に依る臨書「空海堆常．．．．．．．東西」
5. 6/7 半紙に依る臨書「今思．．．．．．．．．．一處」
6. 6/14 半紙に依る臨書「商量．．．．．．．．．恩德」
7. 6/21 半紙に依る臨書「望不憚．．．．．．．．所望」
8. 6/28 半紙に依る臨書「忩々不具．．．．．空海狀上」
9. 7/5 小品作品制作（半切1/4～1/3）
10. 7/12 小品作品制作

※6名未満の場合は非開講になることがあります。

対　象： 書作に多少の経験のある方
持ち物： 書道道具一式

名前	吉沢 義和
肩書き	－
プロフィール	1960年東京学芸大学書道科卒。元文教大学教授。日展会友。讀賣書法会理事。埼玉県書道人連盟顧問。川越書道協会顧問。