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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-10-04 / その他教養 / 学内講座コード:K11280F

「ひらがなの魅力をさぐる」やまとことば講座 -「ひらがな」がいまに伝える、上代日本人の「心性(思い)」-

主催:文教大学地域連携センター文教大学越谷キャンパス(埼玉県)]
問合せ先:地域連携センター TEL:048-974-8811(代)
開催日
10/5、12、19、26(水)
講座回数
全4回
時間
13:00~14:30
講座区分
数回もの 
入学金
 - 
受講料
5,200円
定員
30
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

その昔、文字のない日本は、話しことば文化でした。その後、漢字の音を借りて作った万葉仮名で『萬葉集』が編まれ、さらに漢字の崩し字による江戸仮名を経て、現在のひらがなになったのは、明治33(1900)年のこと。遠く卑弥呼の時代から21世紀の今日まで、やまとことばに込められた日本人の豊かな心性は、いまも「ひらがな」に継承されています。「私が小さかったころ」1分間スピーチや「声に出して読みたい日本語」のミニ演習も。

【講座日程】
1. 10/5
「ひらがな」が成立したのは、いつごろ?
● オノマトペ(擬態語・擬声語)が多い和語
● 人体語「め(ま)・はな・みみ」の語源は?
● 万葉仮名、漢字+ひらがなで読む「万葉名歌」
● 漢字「佛陀」を「ほとけ」と訓読した大発明
● 江戸仮名から生まれた「明治のひらがな」

2. 10/12
「ひらがな」で伝わる、母と子の会話
● からだの三大ホールで共鳴する声の響き方
● 胎児は母親の声でことば(思い)と触れ合う
●「 ゆ→ゆるむ」と「ほ→ほぐれる」の体感
● 話す←放つ、歌ふ←訴ふ、語る←象る
● とく/ほどく・ほどける、ゆるす/ゆるめる・ゆるむ

3. 10/19
ひらがなの「絵本」を読んでみよう
● リズミカルに点回し読みする「幼児絵本」
●「 昔話(お伽噺)」には共通のパターンがある
●「 私が小さかったころ」を1分間でお話しする
● 日本昔話(一寸法師、かぐや姫)の魅力
● グリム童話(白雪姫、赤頭巾ちゃん)の魅力

4. 10/26
歌舞伎、講談、谷川俊太郎、宮澤賢治
●「 ひらがな」で詠む會津八一の和歌を味わう
● リレーで読む、見得を切る「歌舞伎十八番」
● 源平盛衰記『宇治川の先陣』を語ってみる
● 谷川俊太郎『ことばあそびうた』が面白い
●『 宮澤賢治のオノマトペ集』を読んでみる

備考

※5名未満の場合は非開講になることがあります。

講師陣

名前 原山 建郎
肩書き
プロフィール 1946年生まれ。早稲田大学卒。主婦の友社入社後、『主婦の友』『アイ』などの女性誌キャリアを積み、1980年より『わたしの健康』で健康・医学分野の取材を行う。1986~92年まで同誌編集長。その後、同社取締役を経て、2003年より健康ジャーナリストとして本格的な執筆・講演活動に入る。著書に『からだのメッセージを聴く』(集英社文庫)、『身心やわらか健康法』(光文社)、『あきらめない!もうひとつの治療法』(厚生科学研究所)など。専門はコミュニケーション論、生命と身体の社会学。元文教大学非常勤講師。西野流呼吸法塾生。遠藤ボランティアグループ代表。武蔵野大学仏教文化研究所非常勤研究員。
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