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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-10-20 / 文学:その他教養 / 学内講座コード:K11260F

(夏目漱石の恋)・漱石文学の恋 (第三回)

主催:文教大学地域連携センター文教大学越谷キャンパス(埼玉県)]
問合せ先:地域連携センター TEL:048-974-8811(代)
開催日
10/21、11/4、18、12/2(金)
講座回数
全4回
時間
13:00~14:30
講座区分
数回もの 
入学金
 - 
受講料
5,200円
定員
20
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

今年は漱石歿後ちょうど100年になりますが、この漱石講座も三年目を迎えました。昨年はいわゆる前期三部作を読み込みました。今年は後期三部作を読むことになりますが、漱石文学ではこの時期が最も胸突き八丁の読者泣かせにあたります。そこで、少し肩の力をぬいて、『彼岸過迄』と『こゝろ』の二作に絞って、漱石が作家として新しい境地を開くべく実験を重ねた跡を辿ってみたいと思います。初めての方も受講いただけます。

【講座日程】
1. 10/21
前期三部作から『彼岸過迄』へ。
漱石文学はどのような展開をみせるか。
2. 11/4
敬太郎、須永、千代子の相互関係が表象するもの。
3. 11/18
『行人』を駆け足で眺め、もはや国民文学化した観のある『こゝろ』を読んでみます。
4. 12/2
明治の申し子としての最高の知識人の自己省察と、見出された壁(突破口)。

備考

テキスト『彼岸過迄』、『こゝろ』文庫本などお手持ちのものでかまいませんので、各自でご用意ください。

※5名未満の場合は非開講になることがあります。

講師陣

名前 江種(小泉) 満子
肩書き
プロフィール 広島県生まれ。お茶の水女子大学国文学科を経て東京教育大学大学院博士課程修了。文教大学名誉教授。博士(人文科学)。日本近代文学専攻、女性学。著書:『有島武郎論』桜楓社(1984)、『女が読む日本近代文学-フェミニズム批評の試み』(共編著)新曜社(1992)、『男性作家を読む-フェミニズム批評の成熟へ』(共著)新曜社(1994)、『総力討論・ジェンダーで読む「或る女」』(共編著)翰林書房(1997)、『「青鞜」を読む』(共著)学藝書林(1998)、『20世紀のベストセラーを読み解く-女性・読者・社会の100年』(共編著)学藝書林(2001)、『大庭みな子の世界-アラスカ・ヒロシマ・新潟』新曜社(2001)、『わたしの身体、わたしの言葉 ジェンダーで読む日本近代文学』翰林書房(2004)、ほか
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