大学公開講座のセカンドアカデミー

太宰治の作品を読みます。太宰治は、明治42（1909）年に青森県の大地主の第十子六男として生まれ、昭和8（1933）年、同人雑誌に作品を発表した頃から一部で認められ始め、10年に芥川賞候補となったことを期に、本格的に文壇に登場することになった（曲折はあったものの・・・・・・）作家です。ある種、芸術至上主義的な雰囲気を漂わせつつ、戦前の昭和を（戦時下も含めて）走り抜け、戦後の新時代の到来とともに果てていった太宰を特徴づける作品を、その時代背景を踏まえつつ読んで行こうと思っています。

【講座日程】
1. 6/2 太宰治の生涯とその時代
2. 6/9 前期（疾風怒濤の時代）の作品を読む
3. 6/16 中期（本領発揮の時代）の作品を読む
4. 6/23 戦時下から後期の作品を読む

※4名未満の場合は非開講になることがあります

名前	赤木 孝之
肩書き	文教大学非常勤講師・日本近現代文学研究家
プロフィール	－