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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-10-20 / その他教養 / 学内講座コード:K11280F

「ひらがなの魅力をさぐる」やまとことば講座-「ひらがな」がいまに伝える、上代日本人の「心性(思い)」-

主催:文教大学地域連携センター文教大学越谷キャンパス(埼玉県)]
問合せ先:地域連携センター TEL:048-974-8811(代)
開催日
10/21(水)・10/28(水)・11/4(水)
講座回数
全3回
時間
13:00~14:30
講座区分
数回もの 
入学金
 - 
受講料
4,700円
定員
30
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

その昔、文字のない日本は、話しことば文化でした。その後、漢字の音を借りて作った「万葉仮名」で『萬葉集』が編まれ、さらに漢字の崩し字による江戸仮名を経て、現在のひらがな(一音一字)になったのは、明治33(1900)年のこと。遠く卑弥呼の時代から21世紀の今日まで、やまとことばに込められた日本人の豊かな心性は、いまも「ひらがな」に継承されています。第三回目は声に出して読む日本語で「ひらがな」を楽しむミニ演習。

【講座日程】
1 10/21
「ひらがな」が成立したのは、いつごろ?
● オノマトペ(擬態語・擬声語)が多い和語
● 「め(ま)・はな・みみ」の語源は?
● 万葉仮名(ひらがな)で読む「万葉名歌」
●「 佛陀」を「ほとけ」と訓読した大発明
●『 古今和歌集』の「真名序」と「仮名序」
● 江戸仮名から生まれた明治のひらがな
2 10/28
「ひらがな」で伝わる、母と子の会話
● 三大ホールで共鳴する声の響き方
● 母親の声でことば(思い)と触れ合う
●「 ゆ→ゆるむ」と「ほ→ほぐれる」の体感
● 話す←放つ、歌ふ←訴ふ、語る←象る
● とく/ほどける、ゆるす/ゆるむ
3 11/4
絵本、歌舞伎、谷川俊太郎、宮澤賢治
●「 ひらがな」で詠む會津八一の短歌
● 点回し読みで楽しむ「幼児絵本」
●『 だいじょうぶだいじょうぶ』
● リレーで読む「歌舞伎十八番」
● 源平盛衰記『宇治川の先陣』を語る
● 谷川俊太郎『ことばあそびうた』
●『 宮澤賢治のオノマトペ集』を読む

備考

※4名未満の場合は非開講になることがあります。

講師陣

名前 原山 建郎
肩書き
プロフィール 1946年生まれ。早稲田大学卒。主婦の友社入社後、『主婦の友』『アイ』などの女性誌キャリアを積み、1980年より『わたしの健康』で健康・医学分野の取材を行う。1986~92年まで同誌編集長。その後、同社取締役を経て、2003年よりフリー。健康ジャーナリストとして本格的な執筆・講演活動に入る。著書に『からだのメッセージを聴く』(集英社文庫)、『身心やわらか健康法』(光文社)などがある。専門はコミュニケーション論、生命と身体の社会学。文教大学情報学部非常勤講師。西野流呼吸法塾生。医療ジャーナリスト懇話会会員。武蔵野大学仏教文化研究所非常勤研究員。
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