講座詳細情報
申し込み締切日:2015-07-01 / 文学:その他教養 / 学内講座コード:S11100S
「遠藤周作ワールド」を愉しむ講座-遠藤番記者が語る「遠藤周作」の世界-
- 開催日
- 7/2(木)・7/9(木)・7/16(木)
- 講座回数
- 全3回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 4,700円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
遠藤周作といえば、第三十三回芥川賞受賞の純文学作家、パウロの洗礼名をもつカトリック作家としての顔、いたずらとユーモアにあふれた作品で知られる狐狸庵センセイの顔、そして自らの壮絶な闘病体験から「心あたたかな病院」を提案した患者代表の顔、この三つの顔が思い浮かびます。かつて、主婦の友社の雑誌『主婦の友』『わたしの健康』で遠藤周作番記者を務め、晩年の遠藤周作をよく知る原山建郎講師が、門外不出の珍エピソードもまじえて「遠藤周作ワールド」を語ります。
【講座日程】
1. 7/2 遠藤周作と「遊び」―狐狸庵センセイとしての遠藤周作―
● 素人劇団「樹座」のオーディション
● 主役の蝶々夫人が20人、通行人にも役名
● 声が出ない蝶々夫人、東敦子さんの名指導
● 台本読みからリハーサルまで、稽古は一ヵ月
● 歌劇『蝶々夫人』に劇中劇『椿姫』の抱腹絶倒
● 世界最高齢ダンサー「ラインダンス」の大迫力
● 日本棋院の上を目指す(?)「宇宙棋院」の野望
● 指揮者泣かせの音痴コーラス「コールパパス」
2. 7/9 遠藤周作と「病い」―「心あたたかな病院」キャンペーン―
● 留学先のフランスで喀血、やむなく船で帰国。
● 肺結核再発、三度にわたる肺の手術、入院生活。
● お手伝いさんの発ガン、死去に衝撃を受ける。
● 讀賣新聞に「患者からのささやかな願い」寄稿。
● 傾聴ボランティアの模索、河合隼雄のアドバイス。
● 六人の主婦、「遠藤ボランティアグループ」誕生。
● 東大病院の「入院案内」文言改訂、遠藤マジック。
● 活動32年、「遠藤ボランティアグループ」の実践。
3. 7/16 遠藤周作と「神さま」―『沈黙』から『深い河 ディープリバー』へ―
●『 わたしが・棄てた・おんな』の森田ミツ、吉岡務。
● 踏み絵、あの人の声、『沈黙』のメタ・メッセージ。
●「 だぶだぶの洋服」を和服に仕立て直す作業。
● 仏教思想、ユング心理学、『深い河 ディープリバー』
● 遠藤周作が生きた五つの顔、五人の登場人物。
● 河合隼雄が読み解く「玉ねぎは愛の働く塊」。
● グレートマザー(太母)、あるいはマリア観音。
●「 神は宗教を持たない(God has no religion.)」
【講座日程】
1. 7/2 遠藤周作と「遊び」―狐狸庵センセイとしての遠藤周作―
● 素人劇団「樹座」のオーディション
● 主役の蝶々夫人が20人、通行人にも役名
● 声が出ない蝶々夫人、東敦子さんの名指導
● 台本読みからリハーサルまで、稽古は一ヵ月
● 歌劇『蝶々夫人』に劇中劇『椿姫』の抱腹絶倒
● 世界最高齢ダンサー「ラインダンス」の大迫力
● 日本棋院の上を目指す(?)「宇宙棋院」の野望
● 指揮者泣かせの音痴コーラス「コールパパス」
2. 7/9 遠藤周作と「病い」―「心あたたかな病院」キャンペーン―
● 留学先のフランスで喀血、やむなく船で帰国。
● 肺結核再発、三度にわたる肺の手術、入院生活。
● お手伝いさんの発ガン、死去に衝撃を受ける。
● 讀賣新聞に「患者からのささやかな願い」寄稿。
● 傾聴ボランティアの模索、河合隼雄のアドバイス。
● 六人の主婦、「遠藤ボランティアグループ」誕生。
● 東大病院の「入院案内」文言改訂、遠藤マジック。
● 活動32年、「遠藤ボランティアグループ」の実践。
3. 7/16 遠藤周作と「神さま」―『沈黙』から『深い河 ディープリバー』へ―
●『 わたしが・棄てた・おんな』の森田ミツ、吉岡務。
● 踏み絵、あの人の声、『沈黙』のメタ・メッセージ。
●「 だぶだぶの洋服」を和服に仕立て直す作業。
● 仏教思想、ユング心理学、『深い河 ディープリバー』
● 遠藤周作が生きた五つの顔、五人の登場人物。
● 河合隼雄が読み解く「玉ねぎは愛の働く塊」。
● グレートマザー(太母)、あるいはマリア観音。
●「 神は宗教を持たない(God has no religion.)」
備考
※4名未満の場合は非開講になることがあります。
講師陣
名前 | 原山 建郎 |
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肩書き | 文教大学非常勤講師 |
プロフィール | 1946年生まれ。早稲田大学卒。主婦の友社入社後、『主婦の友』『アイ』などの女性誌キャリアを積み、1980年より『わたしの健康』で健康・医学分野の取材を行う。1986~92年まで同誌編集長。その後、同社取締役を経て、2003年よりフリー。健康ジャーナリストとして本格的な執筆・講演活動に入る。著書に『からだのメッセージを聴く』(集英社文庫)、『身心やわらか健康法』(光文社)などがある。専門はコミュニケーション論、生命と身体の社会学。文教大学情報学部非常勤講師。西野流呼吸法塾生。医療ジャーナリスト懇話会会員。武蔵野大学仏教文化研究所非常勤研究員。 |