講座詳細情報
申し込み締切日:2015-05-06 / 文学:その他教養 / 学内講座コード:S11060S
『源氏物語』五十四帖を完読する〈3〉-「匂宮」~宇治十帖〈夢浮橋〉まで-
- 開催日
- 5/7(木)~7/23(木)
- 講座回数
- 全8回
- 時間
- 13:20~14:50
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 12,600円
- 定員
- 35
- その他
- テキスト代別途
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
昨年度春期6回・秋期6回をかけて、光源氏の誕生からその〈雲隠〉までを読んできました。今回の〈3〉は、「匂宮」~宇治十帖〈夢浮橋〉までを、テキストに収録した簡潔な現代語訳と挿絵(挿絵は江戸時代に出版された版本『源氏物語』に山本春正によって描かれたもの全て)で、物語の流れを把握し、紫式部の人物造型や心理描写、自然描写などを、文学的に鑑賞しようというものです。今年度からは、さらにじっくり時間をかけて読むべく、8回の講義といたしました。したがって、今回から初参加の方々も、あせらずになじんでいけると思います。今期〈3〉では、宇治十帖をふくめて五十四帖までを読んだことになり、めでたく“完読”となります。さらに、現代語訳を通して培った力を『源氏物語』の原文を読む応用力に高めるために、秋学期には、「名場面を原文で読む」を予定しています。ともに、がんばりましょう!
【講座日程】
1. 5/7 『源氏物語』「桐壺」~「幻」〈雲隠〉をふりかえる。「匂宮」の位置づけを考えながら、物語を読む。
2. 5/14 「紅梅」~「竹河」各巻の位置づけを考えながら、物語を読む。玉鬘という女性をふりかえる。
3. 5/28 「橋姫」~「椎本」を読む。
4. 6/4 「総角」を読む。
5. 6/11 「早蕨」~「宿木」を読む。
6. 6/25 「東屋」~「浮舟」(前半)を読む。
7. 7/9 「浮舟」(後半)~「蜻蛉」を読む。
8. 7/23 「手習」~「夢浮橋」を読む。「宇治十帖」から紫式部の構想に迫る。
【講座日程】
1. 5/7 『源氏物語』「桐壺」~「幻」〈雲隠〉をふりかえる。「匂宮」の位置づけを考えながら、物語を読む。
2. 5/14 「紅梅」~「竹河」各巻の位置づけを考えながら、物語を読む。玉鬘という女性をふりかえる。
3. 5/28 「橋姫」~「椎本」を読む。
4. 6/4 「総角」を読む。
5. 6/11 「早蕨」~「宿木」を読む。
6. 6/25 「東屋」~「浮舟」(前半)を読む。
7. 7/9 「浮舟」(後半)~「蜻蛉」を読む。
8. 7/23 「手習」~「夢浮橋」を読む。「宇治十帖」から紫式部の構想に迫る。
備考
テキスト:『絵入簡訳源氏物語 三』小林 千草著・千 草子著(平凡社)価格予定/2,800円+税
※テキストは生涯学習センターで一括注文します。テキストの注文希望について、入力フォームの【ご質問など】の欄に★必ず★「テキスト希望」または「テキスト不要」のどちらかを明記してください。テキスト入荷後ハガキでご連絡いたしますので、講座初日に学内購買部にてご購入ください。
※4名未満の場合は非開講になることがあります。
※テキストは生涯学習センターで一括注文します。テキストの注文希望について、入力フォームの【ご質問など】の欄に★必ず★「テキスト希望」または「テキスト不要」のどちらかを明記してください。テキスト入荷後ハガキでご連絡いたしますので、講座初日に学内購買部にてご購入ください。
※4名未満の場合は非開講になることがあります。
講師陣
名前 | 小林 千草 |
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肩書き | 文教大学非常勤講師 |
プロフィール | 元東海大学文学部教授。博士(文学)東北大学。1985年に佐伯国語学賞を、2002年に新村出賞を受賞。主な著書:『ことばの歴史学─源氏物語から現代若者ことばまで』(丸善ライブラリー)、『女ことばはどこへ消えたか?』(光文社新書)、『「明暗」夫婦の言語力学』(東海教育研究所)、『伊達政宗、最期の日々』(講談社新書)など。作家千 草子(せん・そうこ)としても、『ハビアン』『南蛮屏風の女と岩佐又兵衛』『翠子(すいこ)清原宣賢の妻』『室町を歩いた女たち』など活躍中。なお、能・狂言に関する著作や講演も多い。 |