大学公開講座のセカンドアカデミー

書を学ぶ原点は、古典の臨書にあると言えます。春期は、日常の書写にも繋がる行書を学ぶことにします。行書の基本を学ぶ代表的な古典の一つとして王羲之の『蘭亭叙』の全臨（その法帖を全部臨書すること）に取り組みます。全臨を終えた時の達成感は何とも言えないでしょう。そして、全臨した作品を各自の手で「和綴本」に仕上げることによって、更なる達成感が味わえるでしょう。

【講座日程】
1.　5/13　行書の特徴。『蘭亭叙』の概要。
2.　5/20　蘭亭叙の臨書 その1（目安として毎時半紙に6字書きして7～8枚臨書する）
3.　5/27　蘭亭叙の臨書 その2
4.　6/3　蘭亭叙の臨書 その3
5.　6/10　蘭亭叙の臨書 その4
6.　6/17　蘭亭叙の臨書 その5
7.　6/24　蘭亭叙の臨書 その6
8.　7/1　蘭亭叙の臨書 その7
9.　7/8　蘭亭叙の臨書 復習・仕上げ
10.　7/15　和綴本に仕立てる

対象：書作に多少の経験のある方

持ち物：書道道具一式

テキスト：中国法書選15「蘭亭叙（五種）」（二玄社）1,728円（税込）
※テキストは生涯学習センターで一括注文します。
テキストの注文希望について、入力フォームの【ご質問など】の欄に、
★必ず★「テキスト希望」または「テキスト不要」のどちらかを明記してください。
代金は受講料と合わせてお振込にてお支払いいただきます。

※6名未満の場合は非開講になることがあります。

名前	吉沢 義和
肩書き	－
プロフィール	1960年東京学芸大学書道科卒。元文教大学教授。日展会友。讀賣書法会理事。埼玉県書道人連盟顧問。川越書道協会顧問。