講座詳細情報
申し込み締切日:2023-05-20 / その他教養 / 学内講座コード:A05
【座学】第41回 国際理解土曜セミナー「日本は何をすべきか」―国際社会における日本の役割と貢献―
- 開催日
- 6月3・17日、7月1・8日(土)
- 講座回数
- 4
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 1,000円
- 定員
- 80
- その他
- ★入会金不要(生涯学習センターの入会金は必要ありませんが、会員とはなりません。)
★在学生・卒業生割引対象外
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
★本講座は座学講座となります。
昨今の激変する国際社会の中で、私たちはどのように考え、行動すべきか。世界の動きを広い視野から捉え、多様な考えに触れて初めて、日本のとるべき方向を読み解くことが出来ます。本講座では、大使経験者や国際問題研究者らを講師にむかえ、「世界の今、日本の役割と貢献」をリアルタイムで考えます。
<主要なテーマ>
●第1回 6月3日(講師:黒川 祐次)
「ウクライナの戦争をどう理解するか」
講座内容:今次、ロシアの軍事侵攻で始まったウクライナの戦争を、ロシアとウクライナの歴史的関係から、なぜ起こったかを考える。また、この戦争が世界及び日本にとってどのような意味合いをもつのかを考える。
●第2回 6月17日(講師:恒吉 僚子)
「日本の教育による国際貢献―『日本型』教育の可能性と課題」
講座内容:今、国際的に日本の教育から学ぼうとする国々が増えています。これらの国々は日本の教育の何に注目しているのでしょうか。日本は各国の教育の質向上に向けて、どのような貢献ができるのでしょうか。具体的な貢献の例を用いながらこれらの問に答えてゆきます。日本の教育の長所と課題の両方を考えるきっかけになります。
●第3回 7月1日(講師:清水 武則)
「親日モンゴルと日本―中露に挟まれた国の苦悩と希望」
講座内容:モンゴルは社会主義時代はソ連の衛星国であり、日本との関係も希薄で近くて遠い国であったが、民主化以降、積極的な日本の支援のおかげで今日東アジアで最も親日的な国となった。しかし、ODAの卒業やコロナ感染症、そしてロシアのウクライナ侵攻等の影響を受け、モンゴル経済は厳しい状況にあり、中国の影響力が急速に高まりつつある。結果として、モンゴルの民主主義も変容する恐れが懸念される中で日本として今後どう動いていけばいいのかをお話ししたい。
●第4回 7月8日(講師:阿古 智子)
「日本は中国とどう向き合えばよいのか―ビジネス、情報技術、人権の視点を踏まえて」
講座内容:天安門事件後、日本は中国とどう向き合ってきたのか。深刻な人権侵害が生じているにもかかわらず見て見ぬふりをし、権威主義国家が強権を振るい続けることを許してしまったのではないか。私たちは隣国とどう関わっていけばよいのか。
昨今の激変する国際社会の中で、私たちはどのように考え、行動すべきか。世界の動きを広い視野から捉え、多様な考えに触れて初めて、日本のとるべき方向を読み解くことが出来ます。本講座では、大使経験者や国際問題研究者らを講師にむかえ、「世界の今、日本の役割と貢献」をリアルタイムで考えます。
<主要なテーマ>
●第1回 6月3日(講師:黒川 祐次)
「ウクライナの戦争をどう理解するか」
講座内容:今次、ロシアの軍事侵攻で始まったウクライナの戦争を、ロシアとウクライナの歴史的関係から、なぜ起こったかを考える。また、この戦争が世界及び日本にとってどのような意味合いをもつのかを考える。
●第2回 6月17日(講師:恒吉 僚子)
「日本の教育による国際貢献―『日本型』教育の可能性と課題」
講座内容:今、国際的に日本の教育から学ぼうとする国々が増えています。これらの国々は日本の教育の何に注目しているのでしょうか。日本は各国の教育の質向上に向けて、どのような貢献ができるのでしょうか。具体的な貢献の例を用いながらこれらの問に答えてゆきます。日本の教育の長所と課題の両方を考えるきっかけになります。
●第3回 7月1日(講師:清水 武則)
「親日モンゴルと日本―中露に挟まれた国の苦悩と希望」
講座内容:モンゴルは社会主義時代はソ連の衛星国であり、日本との関係も希薄で近くて遠い国であったが、民主化以降、積極的な日本の支援のおかげで今日東アジアで最も親日的な国となった。しかし、ODAの卒業やコロナ感染症、そしてロシアのウクライナ侵攻等の影響を受け、モンゴル経済は厳しい状況にあり、中国の影響力が急速に高まりつつある。結果として、モンゴルの民主主義も変容する恐れが懸念される中で日本として今後どう動いていけばいいのかをお話ししたい。
●第4回 7月8日(講師:阿古 智子)
「日本は中国とどう向き合えばよいのか―ビジネス、情報技術、人権の視点を踏まえて」
講座内容:天安門事件後、日本は中国とどう向き合ってきたのか。深刻な人権侵害が生じているにもかかわらず見て見ぬふりをし、権威主義国家が強権を振るい続けることを許してしまったのではないか。私たちは隣国とどう関わっていけばよいのか。
備考
●共催/一般財団法人 外務精励会
※パンフレット作成後の国際情勢の変化を受けて、講演内容がアップデートされる場合があります。
※パンフレット作成後の国際情勢の変化を受けて、講演内容がアップデートされる場合があります。
講師陣
名前 | 黒川 祐次 |
---|---|
肩書き | 元ウクライナ大使 |
プロフィール | 1967年 東京大学教養学部卒、同年 外務省入省。1996-1999年 ウクライナ大使。2001-2004年 コートジボワール大使。2005-2014年 日本大学国際関係学部教授。 |
名前 | 恒吉 僚子 |
---|---|
肩書き | 文京学院大学副学長・外国語学研究科特任教授 |
プロフィール | 一橋大学社会学部卒。プリンストン大学大学院社会学研究科Ph.D.(社会学博士号)。文京女子大学専任講師から東京大学教育学研究科教授(現在名誉教授)を経て現職。東京大学総長補佐、東京大学学校教育高度化効果検証センター所長、同附属中等教育学校・校長兼任、中央教育審議会委員等を歴任。 |
名前 | 清水 武則 |
---|---|
肩書き | 元モンゴル大使 |
プロフィール | 昭和50年外務省入省、その後在モンゴル日本大使館に4回勤務、最後は特命全権大使(2011年-2016年)、在外は在米、在加大で勤務、本省では条約局、アジア局、領事部、国連局、広報文化交流部で勤務のほか内閣官房とフォーリンプレスセンターに出向。官房福利厚生室、国際文化交流室長を経て在モンゴル大使に就任。現在千葉工業大学審議役、(一財)外務精励会理事など。 |
名前 | 阿古 智子 |
---|---|
肩書き | 東京大学総合文化研究科教授 |
プロフィール | 在中国日本大使館専門調査員、早稲田大学准教授などを経て、現在、東京大学教授。著書に『貧者を喰らう国―中国格差社会からの警告』『香港 あなたはどこへ向かうのか』等。 |