大学公開講座のセカンドアカデミー

★本講座は事前収録のVOD（ビデオ・オン・デマンド）講座となります。

日本資本主義の立役者であった渋沢栄一の孫であり、その遺志を継いで戦中戦後の経済に大きく貢献した渋沢敬三。日銀総裁・大蔵大臣を歴任し、祖父・栄一とはまた違った角度から、日本経済を支えた。本心では研究者になりたかった敬三は、ビジネスの最前線にいても生涯学問を愛し、そこから経済を見ていた。栄一の孫としての顔、学者の顔、経済人の顔をご紹介する。
＜主要なテーマ＞
●栄一の孫・敬三 － 尊敬する「おぢいさま」のため学者をあきらめ経済の道へ
●学者・敬三 － 生物学・民俗学から、二つの博物館創設へ
●経済人・敬三 － 学究肌の経済人から、戦後経済の仕切り直し役へ

名前	川越 仁恵
肩書き	文京学院大学 経営学部准教授
プロフィール	専門は産業史・工芸史。渋沢敬三の収集した日本実業史博物館の資料を研究している。他方、博物館学芸員の経験から地域産業を支援し「新しいビジネスモデル」領域で2013年グッドデザイン賞を受賞。