講座詳細情報
申し込み締切日:2013-10-25 / 政治:心理:その他教養 / 学内講座コード:A10
第23回 国際理解土曜セミナー「日本は何をすべきか」 国際社会における日本の役割と貢献
- 開催日
- 10月26日、11月9・30日、12月14日(土)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 1,000円
- 定員
- 80
- その他
- ★入会金不要★在学生割引対象外
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
昨今の激変する国際社会の中で、私たちはどのように考え、行動すべきか。世界の動きを広い視野から捉え多様な考えに触れて初めて、日本のとるべき方向を読み解くことが出来ます。本講座では、大使経験者や国際問題研究者らを講師にむかえ「世界の今、日本の役割と貢献」をリアルタイムで考えます。
●いまアラブ諸国で何が起きているのか
●躍動するアフリカと日本
●アフリカにインフラ整備を
●TPPの地政学的意義-国際経済における「法の支配」
第1回 10月26日(土) 「いまアラブ諸国で何が起きているのか」
講師:加藤 重信(元駐ヨルダン特命全権大使、一般財団法人外務精励会理事長)
2011年に中東・北アフリカ地域で発生した「アラブの春」はエジプトなどで長期独裁政権を崩壊させたが、「勝ち組」だったはずのエジプトでは新大統領は就任1年で解任され民主化の歩みが後退する一方、シリアでは内戦がますます激化している今、アラブ諸国で何が起きているのかを考えてみたい。
第2回 11月19日(土) 「躍動するアフリカと日本」
講師:伊藤 誠(前TICAD担当大使)
今年は、横浜で第5回アフリカ開発会議(TICADⅤ)が開催された。日本は、近年目覚ましい経済成長を遂げるアフリカとどう付き合うのか。アフリカが抱える課題と共に日本に期待される役割を考える。
●成長センターとしてのアフリカ
●アフリカの抱える課題
●アフリカ開発会議(TICAD)の役割
●日本・アフリカ関係の今後の展望
第3回 11月30日(土) 「アフリカにインフラ整備を」
講師:束原 麻夫(元駐ジンバブエ日本国大使・つかはら行政書士事務所長)
我が国のイニシアティブによって設立された「アフリカ開発東京会議(TICAD、5年に一度開催)」は、大きな成果を残しつつ本年6月の第5回会議をもって20年の歴史に幕を閉じた。このような状況下で、資源豊富なアフリカのインフラ整備に関して日本の取るべきアフリカ外交を考える。
●開発を待つ資源豊かなアフリカ
●インフラ整備の不足しているアフリカ諸国
●アフリカ有償、無償資金協力
●今後のアフリカのインフラ整備
●BRICS's(ブリックス開発銀行)とアフリカ諸国、及び今後の日本の協力
第4回 12月14日(土) 「TPPの地政学的意義
-国際経済における「法の支配」」
講師:岡本 至(文京学院大学外国語学部教授)
日本にとっての最大の貿易相手は中国であるが、安倍政権は日中韓FTAよりも、TPP参加を優先させた。この選択の背景にある、国際経済統治原則に関わる日本の国家意思を考える。
●環太平洋パートナーシップ協定
●法の支配
●自由貿易協定
●国際経済関係
●恣意的な支配
共催:一般財団法人 外務精励会
後援:文京区
●いまアラブ諸国で何が起きているのか
●躍動するアフリカと日本
●アフリカにインフラ整備を
●TPPの地政学的意義-国際経済における「法の支配」
第1回 10月26日(土) 「いまアラブ諸国で何が起きているのか」
講師:加藤 重信(元駐ヨルダン特命全権大使、一般財団法人外務精励会理事長)
2011年に中東・北アフリカ地域で発生した「アラブの春」はエジプトなどで長期独裁政権を崩壊させたが、「勝ち組」だったはずのエジプトでは新大統領は就任1年で解任され民主化の歩みが後退する一方、シリアでは内戦がますます激化している今、アラブ諸国で何が起きているのかを考えてみたい。
第2回 11月19日(土) 「躍動するアフリカと日本」
講師:伊藤 誠(前TICAD担当大使)
今年は、横浜で第5回アフリカ開発会議(TICADⅤ)が開催された。日本は、近年目覚ましい経済成長を遂げるアフリカとどう付き合うのか。アフリカが抱える課題と共に日本に期待される役割を考える。
●成長センターとしてのアフリカ
●アフリカの抱える課題
●アフリカ開発会議(TICAD)の役割
●日本・アフリカ関係の今後の展望
第3回 11月30日(土) 「アフリカにインフラ整備を」
講師:束原 麻夫(元駐ジンバブエ日本国大使・つかはら行政書士事務所長)
我が国のイニシアティブによって設立された「アフリカ開発東京会議(TICAD、5年に一度開催)」は、大きな成果を残しつつ本年6月の第5回会議をもって20年の歴史に幕を閉じた。このような状況下で、資源豊富なアフリカのインフラ整備に関して日本の取るべきアフリカ外交を考える。
●開発を待つ資源豊かなアフリカ
●インフラ整備の不足しているアフリカ諸国
●アフリカ有償、無償資金協力
●今後のアフリカのインフラ整備
●BRICS's(ブリックス開発銀行)とアフリカ諸国、及び今後の日本の協力
第4回 12月14日(土) 「TPPの地政学的意義
-国際経済における「法の支配」」
講師:岡本 至(文京学院大学外国語学部教授)
日本にとっての最大の貿易相手は中国であるが、安倍政権は日中韓FTAよりも、TPP参加を優先させた。この選択の背景にある、国際経済統治原則に関わる日本の国家意思を考える。
●環太平洋パートナーシップ協定
●法の支配
●自由貿易協定
●国際経済関係
●恣意的な支配
共催:一般財団法人 外務精励会
後援:文京区
備考
講師陣
名前 | 加藤 重信 |
---|---|
肩書き | 元駐ヨルダン特命全権大使、一般財団法人外務精励会理事長 |
プロフィール | 青山学院大学経済学部卒業。1968年外務省入省。文化第一課長、領事移住部審議官、在シドニー総領事、在ヨルダン特命全権大使などを歴任し、2008年退官。 |
名前 | 伊藤 誠 |
---|---|
肩書き | 前TICAD担当大使 |
プロフィール | 1972年外務省入省。国際情報課長、国際交流基金総務部長、東京都儀典長、タンザニア大使、ブルガリア大使を歴任。 |
名前 | 束原 麻夫 |
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肩書き | 元駐ジンバブエ日本国大使・つかはら行政書士事務所長 |
プロフィール | 1962年外務省入省。外務省よりJICAに出向。駐南アフリカ日本総領事館(主席領事)、駐チェコスロバキア日本大使館公使、駐オーストラリア日本大使館、在ブリスベン総領事等を歴任。現在は日本大学経済学部非常勤講師、(株)錢高組顧問 。2011年叙勲歴、勲二等瑞宝章受章。 |
名前 | 岡本 至 |
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肩書き | 文京学院大学外国語学部教授 |
プロフィール | ジョンス・ホプキンス大学高等国際研究大学院(SAIS)博士。2004年から文京学院大学勤務。専門は国際関係論、国際政治経済学。 |