大学公開講座のセカンドアカデミー

歌舞伎は人間ドラマであると同時に役者の芸を楽しむものでもあります。個々の役者の芸の味がわからなければ、歌舞伎はわかりません。その深い味わいこそが歌舞伎の面白さです。私は今は亡き名優たちの舞台から、その味わい方を教えられました。そのことを皆さんにお話しして少しでも深く歌舞伎を味わっていただきたいと思います。そうすれば今の歌舞伎ももっと面白く見ることができます。

【主要なテーマ】
◆初代 市川猿翁◆中村又五郎　八代目市川團蔵◆中村吉之丞　尾上鯉三郎◆八代目 九代目沢村宗十郎　多賀之丞◆八代目 坂東三津五郎◆十四代目 守田勘弥

名前	渡辺 保
肩書き	演劇評論家
プロフィール	慶應義塾大学卒。東宝（株）に入社、企画室長としてミュージカル「レ・ミゼラブル」を最後に退職。在社中、「歌舞伎に女優を」を出版、演劇評論家になる。淑徳大学国際コミュニケーション学部教授、放送大学教授を経る。文学博士。著書「黙阿弥の明治維新」（新潮社）他多数。