遊学モニターレポート
セカンドアカデミーを通じて講座を受講なさった方々に、実際の講座の様子をご紹介いただく、『遊学モニターレポート』、 第6回目の今回は大阪の梅花女子大 学の「はじめての『万葉集』学外授業」を受講なさったK.Sさん(40代、男性) のレポートです。
今回は、梅花女子大学の「はじめての『万葉集』学外授業」という公開講座に参加しました。最初は、女子大学の講座を受講するということもあって少し緊張
していました。結果としては男性の参加者も非常に多く、公開講座という名前からは想像できない内容・サービスが充実した授業でした。
この授業は、学外授業ということで、万葉集に深く関わる土地をバスで巡るというものでした。ツアーの内容はバスで大阪茨木を出発し、大津ICから通過し滋賀県蒲生郡(妹背の里)、甲賀市(紫香楽宮跡)まで巡りました。
バスがスタートしても、正直言うと「万葉集は事前に少しだけ勉強してきただけで、万葉集について全然分からないけど大丈夫なの!?」という不安もありま した。今回の受講目的は、「バスツアー」、「学外授業」という言葉に惹かれての参加でしたので。
バスがスタートしても、正直言うと「万葉集は事前に少しだけ勉強してきただけで、万葉集について全然分からないけど大丈夫なの!?」という不安もありま した。今回の受講目的は、「バスツアー」、「学外授業」という言葉に惹かれての参加でしたので。
バスの移動中は、今回の講師である市瀬先生が万葉集 に関する話を色々してくださいました。大学教授の話をバスの中で聞くと酔ってしまいそう、というイメージがあった私でしたが、これがかなり面白かったのです。
バスには4時間くらい乗っていましたが、その間ずっと先生は絶好調で話しっぱなしなのです。ツアーコンダクター顔負けの楽しさを演出されていました。そんな心配りがとても嬉しかったです。
そして、もちろん専門の先生のお話ですので、内容が非常に濃い講義を聴くことができました。万葉集についてはほぼ初心者の私でしたが、丁寧に説明してく ださり、時代背景と万葉集の内容を照らし合わせながら勉強することができました。
また、実際に歌に関連する土地を訪問しますので、自分で想像を膨らませながらその場所に立つことができました。
しかも、行く場所も普段では絶対に行く事はないであろう場所ばかりです(笑)。
「紫香楽宮跡」と聞くと奈良の法隆寺のようなイメージをしていましたが、実際は山の中に少し切り開いた場所があるだけだったのです。地面には石が少し出ているだけで、観光スポットとは程遠く、「そこに本当に何かあったのだろうか?」という疑問すら湧いてくる場所です。
しかし、発掘中のスポットでまだまだ分からない事がたくさんある所で、先生の説明を聞いていると色々と想像が湧きます。
将来は整備され、もしかしたら観光スポットになるかも知れない場所に、「今のうちに行けてラッキー」という気分も、大学の公開講座ならではではないでしょうか。
今回の講座に参加されていた周りの方に話を聞くと、「もう一度参加したい」と言う声が多かったのです。
既に何度も参加してるよ、という方も多数いらっしゃいました。確かに、普通の講座では体験できないことも沢山ありましたし。
バスで40名ちかい人数で行くだけでも盛り上がるのに、お昼は原っぱでお弁当を食べました。
こんな所を通れるのかという細い道に入っていったり、みんなで 集合写真とか。帰りにはお土産ものを買う時間までありました。
大学の公開講座というと、堅いイメージがあったのですが、雰囲気は修学旅行です。「大人の修学旅行」といったところでしょうか。万葉集の専門講座という こともあり、普段ではめったに行けない場所ということにも感動しました。
先生に講座の企画についてこっそり話を聞くと、コースは毎回色々と思案して作っておられるとのことです。
既に何度も参加してるよ、という方も多数いらっしゃいました。確かに、普通の講座では体験できないことも沢山ありましたし。
バスで40名ちかい人数で行くだけでも盛り上がるのに、お昼は原っぱでお弁当を食べました。
こんな所を通れるのかという細い道に入っていったり、みんなで 集合写真とか。帰りにはお土産ものを買う時間までありました。
大学の公開講座というと、堅いイメージがあったのですが、雰囲気は修学旅行です。「大人の修学旅行」といったところでしょうか。万葉集の専門講座という こともあり、普段ではめったに行けない場所ということにも感動しました。
先生に講座の企画についてこっそり話を聞くと、コースは毎回色々と思案して作っておられるとのことです。
また、梅花女子大学のスタッフの方によるフォローにも、初めて参加する側としては非常にありがたかったです。途中にはちょっとした山道を登る際にもスタッフの方が高齢の方のサポートなどもされてました。
万葉集を知ってる人はもちろん、知らない私でも楽しめ日常からちょっと離れて楽しいひと時を過ごせる旅行でした。
万葉集を知ってる人はもちろん、知らない私でも楽しめ日常からちょっと離れて楽しいひと時を過ごせる旅行でした。