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遊学モニターレポート

レポートNo.001 編集工学について学ぶ Y.Sさん(40代・男性)@株式会社編集工学研究所

セカンドアカデミーを通じて講座を受講なさった方々に、実際の講座の様子をご紹介いただく、『遊学モニターレポート』、 第一回目の今回は株式会社編集工学研究所 [守]入門篇を受講なさったY.Sさん(40代・男性)のレポートです。

編集とは全てのコトに対する概念である
「松岡正剛って知っている?」と10人に聞いて、まず1人が知っているかどうかですが、知る人ぞ知る、文学、芸術、宗教、社会学、デザイン、思想、科学等多岐にわたる研究者であり、プロデューザーです。また編集の手法を体系だてた「編集工学」の創始者で、10月出版の話題の書、千夜千冊の著者でもあります。

その松岡正剛が校長で、編集工学について学ぶことが出来るのがISIS編集学校です。私自身、千夜千冊のサイト経由で、この学校の存在を知りました。

早速、募集中の体験コースに参加したのですが、「編集」が情報全体、すなわち人類がかかわる全てのコトに対する概念ということを知り、迷わず、本格コースである守コースを申し込みました。
3月からスタートしたのですが先日無事卒門し、7月14日に目黒庭園美術館で行われた卒業式 「感門之盟」では、松岡校長とも対面することが出来ました。

左が松岡正剛校長
2次会の様子
編集とは全てのコISIS編集学校の特徴とは
少しここで、私自身が体感した、ISIS編集学校の特徴を紹介します。
【1】ハイタッチ型e-learningシステム
日毎にお題がe-mailで到着します。
そのお題にe-mailで回答するのですが、 師範代がそれにコメント(指南)を返してくれます。1クラス約10名なのですが、全員がそのやり取りを同時に見ることが出来るのです。
e-learningだけど、とっても丁寧で心の通うハイタッチな環境でした。

【2】ワクワクするお題

「コップは何に使える?」「カブキっぽいもの」 「豆腐で役者を分ける」「老若男女 二軸四方型」「即答・ミメロギア」 など、タイトルを見るだけでワクワクするようなお題が続きます。
例えば、「即答・ミメロギア」では、 「紅茶とコーヒーを明確に対比するような、修飾句を考えて下さい。」 なんてお題がきます。

回答例) (午後の)紅茶 (午前の)コーヒー って感じです。

いくつもの正解があり、また、一人で考えるのでなく教室の皆と切磋琢磨しながら 回答できるのが楽しかったです。

【3】型を憶えるのが「守」

全部で35番まで出題されるのですが、単なるクイズや頭の体操でなく、その一つ一つが編集の型となっているのがすごいです。型を憶えるのが「守」コース。型を応用するのが次の「破」コース、自分自身の独自性を存分に発揮し、大きく羽ばたくのが「離コース」ということです。

【4】汁講

いわゆるオフ会です。普段はネットで知るだけの教室のメンバーとの食事会、飲み会ですね。ちなみに、私の教室は、東北大の物理学者、名古屋の哲学博士、大手コンサルタント、某政党事務局員、白金高輪の姉御、博物館設計女史等大変ユニークな方々でした。そんな方々と卒門後も、MIXIで繋がって情報交換できるのも面白いですね。
最後に編集稽古で役立ったことですが、WEB運営、企画書等、 直接の仕事に役立つのはもちろんですが、それ以上に今後の自分自身の人生を素敵に編集する鍵を授かったように感じています。

直接的な仕事上のノウハウ・スキルだけでなく、今後情報交換を続けることが出来る仲間や、 自分自身の人生の幅を広げるのに役立つ、まさに「セカンドアカデミー」らしい講座だったと感謝しています。
講座のご紹介
今回Y.Sさんが受講なさった [守]入門篇他、関連する講座のご紹介です。ちょっと体験したい方にもお勧め、値段もお手ごろな体験コースもございます。この機会にぜひご参加ください。Y.Sさん、ご協力ありがとうございました。
キャンパス
株式会社編集工学研究所
(通信講座)(東京都)
開催日
2006年10月2日~(16週間)
キャンパス
株式会社編集工学研究所
(通信講座)(東京都)
開催日
2006年 8月2日,30日/9月6日,13日
キャンパス
株式会社編集工学研究所
(通信講座)(東京都)
開催日
2006年 8月1日~(2週間)及び8月29日~(2週間)

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