イシス編集学校とは
イシス編集学校は、インターネット上で「編集術」を学ぶ学校として、2000年に開校しました。情報のインプットとアウトプットのあいだで起っている、誰もがふだんは意識していないブラックボックス。このブラックボックスで起こっている思考を「編集」と捉え、「思考の型」としてさまざまな場面や局面に活かすようにしてみようというのが、「編集術」です。
校長は「知の巨人」と言われる編集工学者・松岡正剛。
ネットの中の教室に約10人ずつの学衆が集い、師範代(エディティングコーチ)が出すお題に回答すると、師範代から一人ずつに指南が届けられます。PCかスマホがあればOK。24時間いつでも、どこでも学ぶことができます。年齢は10代から80代まで。住まいや職業も多様な方々が集い、これまで3万人が学んでいます。
イシス編集学校HP:https://es.isis.ne.jp/
基本コース[守]秋講座
- 開催日・時間
- 2023年10月30日(月)~2024年2月11日(日)
- 受講料
- 110,000円(税込)
※学生割引、再受講割引があります。
(23歳以下の学生の方は、先着20名限定U23割引きにお申し込みいただけます)
※先着10組限定「家族割」がご利用いただけます。
(同居または4親等までのご家族2名様で1名分のご受講料となります)
基本コース[守]では、情報の収集、関係づけ、構造化、表現の型を15週間で習得していきます。注意のカーソル、スコアリング、見立て、編集思考素、文体編集などの38のお題。スキマ時間や通勤時間にも取り組むことができます。4ヶ月で全てのお題に回答すると修了認定され、次の応用コース[破]に進むことができます。
多読ジム 秋コース
- 開催日・時間
- 2023年10月30日(月)~2024年2月11日(日)
- 受講料
- 33000円(税込)
目次読書術、マーキング読書術といった読書の方法を学ぶエクササイズ。選書リストから本棚を組み立てるブッククエスト、テーマ別に積読本3冊に取り組む三冊筋プレス、千夜千冊エディションを熟読するエディション読みの3つのプログラム。初心者から読書家まで誰もが楽しめる多読トレーニングコースです。
イシス編集学校の全お題が路線図のように一望できます。ぜひ拡大してご覧いただければと思います。[守]コースを修了すると[破]へ。[破」を修了するとあらゆるコースを受講することができるようになります。
無料編集力チェック
編集力チェックは、スマホやパソコンからかんたんなお題に回答を送るだけで、イシス編集学校の師範代から指南が返ってきます。イシス編集学校での稽古を本番さながらに手軽に味わっていただく内容です。すでに約6万人が体験しています。
無料学校説明会
イシス編集学校の「学校説明会」は、リアル開催とオンライン開催の2通りの参加方法があります。参加費は無料。ご参加くださったみなさんには、イシス編集学校ならではのユニークな体験や編集稽古の仕組みについて90分でしっかりとお伝えいたします。
●学校説明会で聞けること
・イシス編集学校で学べる「編集術」とは何か
・イシス独自の「編集稽古」はどんな仕組みで行われるか
・入門者がトリコになる「師範代」とは何者なのか
・あなたの思考力をしなやかにする「型」の使い方
・15週間の編集稽古を無理なく続けるコツ などなど
学校説明会は、参加者を10名以下に絞った少人数での開催となります。そのため、個人的なご相談にもゆっくりと対応いたします。
■リアル開催
東京・世田谷区豪徳寺の6万冊の本棚空間「本楼」に、みなさまをお招きして、実際に本を触っていただきながらワークショップを体験いただけます。
■オンライン開催
オンライン会議ツール「Zoom」を利用いたします。遠方や海外にお住まいの方や、外出が難しい方でもどなたでも気軽にご参加いただけます。
ご都合がつかない場合は、カメラやマイクをオフにして音声だけを視聴いただくことも可能です。
イシス編集学校の編集稽古の15週間のプロセスを島をめぐる冒険のようなメタファーでデザインしたものです。体験しないとわからない「世界で一つの方法の学校」の雰囲気の一端を感じてもらえればと思います。
校長 松岡正剛
1944年1月25日、京都生まれ 早稲田大学文学部中退。編集工学者、編集工学研究所所長、イシス編集学校校長。
1971年、工作舎を設立、オブジェマガジン「遊」を創刊。対極するテーマを出会わせる知識編集と先鋭的なグラフィズムによって、メディア界、知識人、アーティストたちに多大な影響を与える。
1982年、フリーランスとなり松岡正剛事務所を設立。超ジャンル的なソロ活動を始めるとともに、NTT民営化にともなう「情報と文化」研究会の座長をつとめるなど、諸分野の研究成果を総合化するプロジェクトの数々を推進。
1987年、編集工学研究所を設立。情報文化と情報技術をつなぐ方法論を体系化し、その成果をメディアづくりやシステム開発、さまざまな企画・編集・クリエイティブに展開。一方、日本文化を独自の視点で読み解く著作やテレビ番組の監修も数多く手掛ける。
2000年、ネットワーク上に壮大なブックナビゲーション「千夜千冊」の連載を開始。また同年、eラーニングの先駆けともなる「イシス編集学校」を創立し、編集工学にもとづくメソッドを幅広い層の人びとに伝授しはじめる。
近年は、知識情報の相互編集を可能とする「図書街」「目次録」、編集的世界観にもとづく書店空間「松丸本舗」など、本を媒介にした数々の実験的プロジェクトを展開。また、「日本という方法」を提唱し、文化創発の場として精力的に私塾やサロンを主宰。 写真、アート、デザイン、書の目利きとしても定評があり、みずから書画、戯画、作詞、短歌・俳句などを手掛ける。